障害者の芸術活動支援モデル事業@宮城2016

NPO法人エイブル・アート・ジャパンは、平成28年度障害者の芸術活動支援モデル事業 採択団体として選出されました。
3年目となる事業の今後にご注目ください。

期間:2016年6月~2017年3月
実施場所:宮城県内各所

■障害者の芸術活動支援モデル事業@宮城(愛称:SOUP・スウプ)
SOUP(スウプ)は、宮城県における「障害者の芸術活動支援モデル事業」の愛称です。
障害のある人の表現活動を支えるために必要な支援とは何か。
モデル事業を実施し、ノウハウを積み上げて全国に普及していくことをめざしています。

■活動の理念
「障害(バリア)から価値(バリュー)へ」
障害のある人が自由に表現し、文化芸術にアクセスすることを支援します。
またこの活動を通して、障害のある人への社会的なイメージをかえること、これを支える人材を育成すること、真に豊かな地域をつくることに貢献します。

■事業の概要
障害のある人が自由に表現し、文化芸術にアクセスするために、以下の事業を実施します。
1.相談窓口の設置(通年) 相談支援研究会の実施(計3回)
2.人材育成のための研修
3.関係者のネットワークづくり
4.参加型展示会の開催
5.調査発掘

■事業のご案内
1.相談窓口の設置
障害のある人やその家族、支援者に対しての相談窓口を設置しました。
相談の内容は、[場所・材料・道具]、[支援方法・支援者]、[発表する・広報する・記録する・保存する]、[鑑賞する・対話する]、[財源・マネジメント]、[所有権・著作権]、[アドバイザー・地域資源]です。
関係機関の紹介やアドバイスも行っています。お気軽にお問合せください。
◇NPO法人エイブル・アート・ジャパン東北事務局(武田・佐々木)
〒983-0851 仙台市宮城野区榴ヶ岡5番地 みやぎNPOプラザ内 No.16
電話 070-5328-4208
Email:soup@ableart.org
◇NPO法人エイブル・アート・ジャパン東京事務局(柴崎・疋田)
〒101-0021東京都千代田区外神田6丁目11番14号 アーツ千代田3331 208号室
電話 03-5812-4622

2.人材育成のための研修
障害のある人の芸術活動支援に関する研修会、障害のある作家の著作権保護に関する研修会を実施します。

3.関係者のネットワークづくり
障害者芸術を支える人材が連携・協力できるようなネットワークづくりに取り組みます。
ネットワークは障害者や家族、支援者、特別支援学校教員のほか、芸術・産業・メディア・NPOセクターが有機的に連携するものとします。

4.参加型展示会の開催
宮城県内で同時多発的に展示会を開催します。
宮城県内では、障害のある人たちがいろいろな場所でいろいろな人といろいろな表現活動をしています。
いつもは個々それぞれに活動をしていますが、ときには力とアイディアをもちより発表することを実践します。
学び、交流、社会的インパクトにつながるプログラムです。

5.調査発掘
美術関係者、福祉関係者、教育関係者とともに、宮城県内の障害のある作家の調査を行い、データを集計します。

■「障害者の芸術活動支援モデル事業@宮城」には以下の方たちが協力委員として参加しています。
 (敬称略・50音順)
 伊藤清市(とっておきの音楽祭実行委員会SENDAI 実行委員長)
 甲斐賢治(せんだいメディアテーク 企画・ 活動支援室室長)
 風見正三(宮城大学事業構想学部 教授)
 上林佑(弁護士)
 菊地竜生(仙台市市民活動サポートセンター センター長)
 古山周太郎 (東北工業大学ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科 准教授)
 齋 正弘(宮城県美術館 教育普及部 教育担当 学芸員)
 里見まり子(宮城教育大学教育学部 教授)
 柴崎由美子(特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン 代表理事)
 関口怜子(公益財団法人宮城県文化振興財団 理事)
 松田道雄(東北芸術工科大学美術科総合美術コース 教授)
 八巻寿文(せんだい3.11メモリアル交流館 館長)
 宮城県保健福祉部障害福祉課
 宮城県環境生活部消費生活・文化課

開催・募集

終了・報告

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