SOUPについて

障害(バリア)から価値(バリュー)へ

みなさんは障害のある人たちによる表現を、目にしたことがありますか。

わたしたちは、地域でさまざまに活動している障害のある人たちの表現活動の原石を探し、その魅力や情報を発信し、新しい交流や参加の機会をつくりたいと考えています。

障害、性別、世代、地域…、ちがいを受け入れられる文化のある社会こそが、本当に豊かなまち。
その突破口のひとつとして、障害のある人たちとともに芸術文化活動を通じて活動しています。

SOUPの由来

SOUPという文字には、4つの言葉がかくされています。 「Sign」「Open」「Upset」「Planet」。それぞれの言葉にわたしたちのおもいが込められています。

障害のある人たちの表現活動を通して立ち現れるものは、その人がそこにいるという存在の「しるし」。それはその人の存在そのもの。わたしたちは、そのしるしを見逃しません。
障害のある人たちの表現を社会に「ひらく」ことは、その人を社会へとつなぐこと。またそれにより、社会もよりひらかれたものとなると考えます。わたしたちは、そうした世の中になることを願っています。
障害というバリアを「ひっくりかえす」手段のひとつが芸術活動であるとわたしたちは考えます。障害と芸術をかけ合わせることで生まれる価値(バリュー)。これこそが、わたしたちの活動です。
わたしたちは、障害のある人たちと、その家族・支援者・社会活動の周りをまわる惑星です。中心ではなく、あくまでも惑星。わたしたちは、そうした人や活動に「よりそう」存在でありたいと思っています。

障害者の芸術活動支援センター@宮城(愛称:SOUP・スウプ)

NPO法人エイブル・アート・ジャパンは、「まぜると世界が変わる」をコンセプトに障害者芸術活動支援センター@宮城(SOUP)の活動をスタートしました。 障害のある人の芸術文化活動の更なる振興を目指して、福祉・文化・教育の分野と連携し活動しています。

これまでの主な活動

2011年
・東日本大震災復興支援活動「タイヨウプロジェクト」に参加。エイブル・アート・ジャパンの会員およびエイブルアート・カンパニーの障害のあるアーティストとともに、文化芸術による復興支援活動(仕事の開発支援・ネットワーク形成等)に取り組む。
2012年
・「タイヨウプロジェクト」で生まれた資金をベースに、仙台市、宮城県山元町、南三陸町の障害のある人や福祉施設の復興支援活動に取り組む。
2013年
・「つながり&しごとおこし オープンセミナー@福島」(主催:AARJapan [NPO法人 難民を助ける会、協力:JDF被災地障がい者支援センターふくしま、NPO法人エイブル・アート・ジャパン、助成:アクセンチュア株式会社)
2014年
・財団法人JKA 平成24年度(復興支援)被災者に対する生活支援活動 補助事業により「福祉をかえる『アート化』セミナー@岩手・宮城・福島」を実施
・平成26年度厚生労働省補助事業「障害者の芸術活動支援モデル事業」(宮城県)スタート(至2016年)
・「モノづくりのためのコンセプトワーク @岩手/宮城」(主催:AAR Japan[NPO法人難民を助ける会] 共催:NPO法人エイブル・アート・ジャパン 協力:財団法人たんぽぽの家)
2015年
・福島県の福祉事業所による協働事業「魔法のお菓子・ぽるぼろん」の企画開発の協力(写真撮影・テキスト・パンフレットデザイン)
2016年
・平成28年度仙台市市民協働提案事業制度「障害者とデザイナーの協働」(仙台市産業振興課/仙台市障害者支援課)によりSHIRO Lab. 48時間デザインマラソン八木山動物公園編実施
・アート&ヘルス事業「のぞみの森プロジェクト」によりのぞみ福祉作業所(南三陸町)の施設再建に向けた活動に伴走するため、事業所の理念や対話を促すグランドデザインの支援
・「被災地山元町が元気になるアートプロジェクト」によりJR山下駅前に壁画の制作支援(主催: NPO法人ポラリス)
2017年
・平成29年度「障害者芸術文化活動普及支援事業」(宮城県)により、宮城県から支援センター事業を受託(至現在)
・公益財団法人パブリックリソース財団「東日本大震災復興支援基金」助成事業により福祉施設の商品開発支援
・「Heart&Arts プログラム」助成事業  (公益財団法人パブリックリソース財団・損保ジャパン日本興亜ちきゅう倶楽部)によりハチプオンプコンサートを実施
2018年
・平成30年度「仙台市文化プログラム~障害者の芸術文化活動の推進に係る取組」(共催:仙台市、仙台市市民文化事業団)通称「アトリエつくるて」、「みんなでつくるよ広場の人形劇!」スタート(至2022年3月まで)
・平成30年度「仙台市クリエイターの異分野協働機会創出事業」(仙台市地域産業支援課)によりSHIRO Lab. 48時間デザインマラソン東北楽天ゴールデンイーグルス編実施
・ 立ち上がりの技術 vol.02「つくる手 さぐる手 かきわけて」(主催:やわらかな土から、せんだいメディアテーク 企画:一般社団法人NOOK、特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン )
2020年
・2020-2021障害者の生涯学習とIT化支援に関する実践研究を実施(ファーウェイ東日本大震災応援基金)
・障害児者が参加するアトリエ&スタジオのコロナ禍の現状を調査。その後、TikTok新型コロナウイルス緊急支援助成プログラムにより、オンライン化対応のための試行事業を実施、その後レシピ集を開発・公開普及
・コロナ給付金寄付プロジェクト福祉・教育・子ども分野助成基金により、芸術文化施設等と障害者をつなぐ「アクセスアート・オンライン試行事業」を実施・普及
2021年
・令和3年度「障害者芸術文化活動普及支援事業」(南東北・北関東広域支援センター/宮城・山形・福島・栃木・群馬・茨城、至現在)
・文部科学省令和3年度「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究事業」(共催:仙台市教育委員会、せんだいメディアテーク/公益財団法人仙台市市民文化事業団)スタート

東北事務局

NPO法人エイブル・アート・ジャパン東北事務局

住所
〒980-0804 仙台市青葉区大町2丁目3-22 第五菊水ビル 3階
連絡先
TEL:070-5328-4208 FAX:022-774-1576
アクセス
仙台市営地下鉄東西線「大町西公園駅」東1出口(徒歩1分) ※青葉通側入り口からお入りください(ビル1階はクロネコヤマト大町営業所) ※ビルにはエレベータがあります ※駐車場はありません。恐れ入りますが近隣の有料駐車場をご利用ください

東京事務局

NPO法人エイブル・アート・ジャパン東京事務局

住所
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 208号室
連絡先
TEL:03-5812-4622
アクセス
東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩1分、千代田線「湯島駅」6番出口より徒歩3分。 JR「御徒町駅」南口より徒歩7分 、「秋葉原駅」電気街口より徒歩8分。 ※駐車場は近くのコインパーキングをご利用ください

エイブル・アート・ジャパンについて

アートの力で社会は変わる。
エイブル・アート・ジャパン

アートには人を癒し、元気づけ、可能性を広げていく力があります。 障害の有無や種別、年齢、人種、ジェンダー、文化など、すべての違いをこえて、人と人をつなぐ力があります。エイブル・アート・ジャパンは、そうしたアートの力を信じ、アートを通じてすべての人が幸せに生きることのできる社会の実現をめざして1994年に誕生しました。 アートを通じた自己表現の機会をつくること、障害のある人たちとともに豊かな暮らしを考え、地域のなかから実践していくこと、誰もがそれぞれの個性を尊重し、その存在が認められる、真の意味での豊かな社会の構築に貢献することをめざし、日々、活動を推進しています。

理念

エイブル・アート・ジャパンは、「エイブル・アート・ムーブメント【 可能性の芸術運動 】」を提唱しています。 障害の有無や種別をこえ、芸術文化活動を通じて自らを自由に表現する機会を創出し、一人ひとりの可能性を広げ、豊かな社会をつくりあげるムーブメントです。

5つの領域

empowerment

可能性を広げる

すべての人に開かれたアートをめざし、障害のある人やその家族、福祉施設や教育関係者・団体、企業や行政からの相談を受けています。美術館やNPOなどが実施する鑑賞会の支援や、企業のCSR事業部とのプログラム提案にもとりくんでいます。
create

つくりだす

さまざまな立場の人やグループ・団体が出会い、交流する機会をつくり、社会変革につながる共感や感動を生み出します。障害のある人によるアートを基軸としながら、今の社会に求められる新たな価値を創造します。
network

つなぐ・つながる

障害のある人たちとエイブル・アート・ムーブメントに関心のある個人、福祉施設、NPO、芸術文化関係者・団体、教育関係者・団体、行政、企業、地域コミュニティなどをつなぎ、未来を切り開くためのネットワークを構築します。
access

参加する

さまざまなバックグラウンドをもつ人たちが、身近なものとしてアート活動に参加する・アートを鑑賞する・アートにまつわる情報を不自由なく得ることの仕組みを整えます。
advocacy

支援する

障害のある人たちとともに歩むことによって生まれる新たな価値を社会に発信し、一人ひとりの想いを具現化します。アートを通じて、誰もがより多くの選択肢のなかからその人らしい生き方を選ぶことができるようサポートします。

主な事業内容

「障害者アート」にかかわる相談支援

すべての人に開かれたアートをめざし、障害のある人やその家族、福祉施設や教育関係者・団体、企業や行政からの相談を受けています。美術館やNPOなどが実施する鑑賞会の支援や、企業のCSR事業部とのプログラム提案にもとりくんでいます。

人材育成・啓発活動

「障害者の芸術活動支援モデル事業」、セミナーやワークショップ、フォーラムの開催など、社会のニーズに合わせた幅広い活動を通じて人材を育成します。また、エイブル・アート・ムーブメントに関心のある個人や関連グループ・団体のネットワークを広げます。

Good Job!プロジェクト

障害のある人たちと、アート・デザイン・ビジネス・福祉の分野をこえてさまざまな人たちが協働して生まれた新しい仕事やクリエイティブな働き方を支援し、その取り組みを紹介する試みです。

Able Art Company [ ライセンスビジネス ]

障害のある人のアート作品(絵画・イラスト・書など)の著作権を守り、障害のある人の仕事づくりにつなげるための事業を展開しています。障害のあるアーティストと企業をむすぶプラットフォームとしての機能や情報受発信の役割も担います。

Able Art Award [ 公募・助成事業 ]

障害のある人たちの創作活動支援・障害のある作家の発掘と育成を目的とする「エイブル・アート・アワード」を主催し、障害のある作家の展覧会開催や画材の提供、小さなアトリエへの資金提供を行っています。

ビジュアルアーツ・パフォーミングアーツ

障害やアートに対するイメージを変える展覧会を開催・支援しています。障害のある人の演劇やダンス、音楽などの舞台芸術活動を支援し、すべての人があらゆるアートにアクセスできる環境づくりを提案しています。

アートによる復興支援

2011年3月11日の東日本大震災以後、「アートによる生きる力の取りもどし」をテーマに多岐にわたる復興支援に取り組んでいます。障害のある人のアートを生かしたモノづくり、地域コミュニティに開かれた芸術文化活動の拠点づくり、被災地の福祉施設と企業による協働事業のコーディネートなどを行っています。

調査研究/出版

障害のある人によるアートに関連する情報を収集・提供しています。障害のある人たちの芸術文化活動をより豊かにするための隔週調査研究や、書籍の編集制作、販売をしています。
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