令和2年度宮城県障害者芸術文化活動支援業務

SOUPの研修2020
オンライン上で全国のアトリエを訪問!
こころはいつでも探求できる。さぁ、学びの旅にでよう。

身体はこわばっていませんか。こころが閉じていませんか。
2020年の新型コロナウイルス感染症は、障害のある人とそれを取り巻く環境に大きな困難をもたらしました。日々、〈いのち〉に向き合う福祉の現場の重要性が浮き彫りになっています。
でも、今だからこそ、改めて私たちは福祉のなかに芸術文化の必要性を想うのです。それは、私たちの身体のこわばりを解き、こころをやわらげるものだから。また、困難ななかにも生まれた〈表現〉を通じて、再び、人や社会との〈つながり〉を取り戻すものとなるから。
2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、実際の現場の訪問ツアーは難しくなりました。でも、少し先の未来をみすえて、オンラインツールを活用し、交流と越境をテーマに県外の先進事例から学ぶ機会を企画しました。
オンラインの良さのひとつは、いつでも・だれでも・どこからでも探求できること。ぜひ、あなたのまわりにいる障害のある人と参加し、可能性を開き、豊かな環境づくりをするきっかけにしませんか。研修への参加をお待ちしています。

【SOUPの研修とは?】
なぜ、福祉の現場で芸術文化活動に取り組むのでしょうか。障害のある人の芸術文化活動は、作品を創造して発表することにとどまらず、さまざまな可能性を秘めています。
例えば、芸術文化活動が生活リズムを整え、精神衛生によりよく影響する視点【健康と福祉】、芸術文化活動が自己成長を促し生涯学習のひとつとなる視点【教育/社会教育】、芸術文化活動そのものや価値が経済的対価となる視点【経済/産業】、芸術文化活動が障害のある人たちが持つ力、作品の魅力、またその人と作品を取り巻く人たちのエネルギーから障害のある人たちの社会的イメージを変え、役割を変え、地域社会の変化を促すことに影響する視点【社会】、などです。こうした視点について、現場を訪問しながら考え学ぶ、それがSOUPの研修です。

開催・募集

終了・報告

バナー:障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)
バナー:ABLE ART JAPAN
バナー:Able Art Company