終了・報告
報告レポート スウプノアカデミア2024「まなびを考える会②」
- 開催日
- 2024年07月27日(土)
- 時間
- 14:00-16:00(受付は13:40から)
- 場所
- せんだいメディアテーク7階 スタジオb
- 参加人数
- 合計22人
<参加者13人、付添者2人、ボランティア4人、スタッフ3人> - 概要
- 気軽にみんなと一緒に自分が好きなこと・学びたいこと・やってみたいことを話し合う会です。まず自分が好きなこと・学びたいこと・やりたいことを考えて発表し、その後グループに分かれてワークシートを書きながら、どのようなプログラムがよいか考え合いました。
1. スウプノアカデミア「まなびを考える会②」
みなさん、初めまして!
今回のレポート作成を担当する生涯学習支援センターの菅井友裕こと「すがい~」です。今回の活動の様子をまとめたので、ぜひご覧ください!
前回7月14日に続いて今年度2回目のまなびを考える会が開催されました。前回とは参加者も異なり、新しい出会いがたくさんありました。メインの活動では前回にはなかった意見や考えがあり、とても有意義な時間となりました。
今回の参加者は14人、付添者は2人、ボランティアは4人、運営スタッフが3人の計23人で開催された、まなびを考える会。どのように行われたか紹介します!
2. オープニング
昨年までのスウプノアカデミアの取り組みや前回の様子を振り返り、スウプノアカデミアがどのような場なのかを全員で確認しました。「無理なことはやらなくても良い」「好きなように過ごして良い」「この場には失敗はありません」など、みんなが参加しやすいルールもありました。
自己紹介では「夏と言えば?」をテーマにそれぞれが思ったことを述べていました。「お祭り」「花火大会」「海」「夏休み」「ビールと枝豆」など、たくさんの「夏と言えば?」が出てきて、全員、頭の中は夏一色だったに違いありません。どれも良いな~と思いながら、いよいよ本題突入です!
3. やってみたいことや学びたいことはなに?
それぞれが、やってみたいことや学びたいことを考え、画用紙に書き出していきます。「みんなすぐに書けるのかな~」と周りを見渡すと、スラスラとペンが動いているではありませんか! 「アート活動を通して動物について勉強したい」「コーヒーを楽しみたい」「ジャズを聴きにいきたい」などみんな熱い思いを持っていました。
その後のグループワークでは、共通するテーマや活動でグループを作り「なぜこれを学びたいのか?」「どんな方法で学びたいか?」「どんな人と一緒に学びたいか?」「いつ、どこで開催したら良いか?」について、具体的に考えていきました。一人では考えがうまくまとまらなかったり、言葉が出てこなかったりしても、グループで話し合うことで、どんどん具体化されていきました。
▲実際に使用したワークシート
4. 今日のまとめ
各グループの発表では、「心と体の健康に良いからラフターヨガをやってみたい。場所はうるさくしても良くて、交通の便も良いところ。一緒に学びたい人は疲れている人」など、7グループの発表がありました。どれも今すぐに実現できそうでワクワクします!
今回の「まなびを考える会」で印象に残っていることが2つあります。
1つめは、みんなの表情が最初と最後で全く違っていることです。人は自分の意見や考えが形になると生き生きとした表情になることを再認識させられました。
2つめは、様々な人の意見や考えに触れることです。たくさんのやってみたいことや学びたいことに触れるたび「自分では思ってもみなかった」「考えつかなかった」などの声が聞こえてきました。新たな発見をすることは生き生きとした生活を送る上で大切なことなのだと感じました。
今後は、前回と今回の「やってみたいことや学びたいこと」の中から実際のプログラムに反映される予定です。今後の活動を楽しみにしています。
■スウプノレコード(参加者の感じたことや学んだこと)
・すがい~(生涯学習支援センター)
「まなびを考える会」に参加したのは7月14日に続き2回目でした。一人のやってみたいことや学びたいことを、実現に向けてみんなで考えることがとても楽しく、素晴らしい取り組みだと感じています。一人では難しいことも、みんなで考えることでより良い考えとなり、実現に近づいていきます。また、たくさんのやってみたいことや学びたいことに触れ、とても前向きな気持ちになりました。人は目標があると生き生きするし、目標に向けて頑張っている人を見ると応援したくなります。今回も多くの学びがある「学びを考える会」となりました。
・佐竹真紀子(プロジェクトスタッフ)
“自分たちでつくるまなびの場”の醍醐味は、このアイデア出しの時間にあると思います。実現できるかどうかが一番重要なのではなくて、「あなたにもわたしにも、こういう興味関心の引き出しがあるんだ」と膨らませるやりとり自体が豊かだからです。会が終わった後、参加者の何人かが残って自然と談笑を交わしていたのも嬉しい光景でした。
2回の「まなびを考える会」を通じて、新しいことや行きたい場所へアプローチするプランや、長年気になっていた事柄について深掘りするプランなど、さまざま出ていました。感想共有では「やってみたいことで書いた中には、例えば海外旅行とか、簡単には実現できない大きな目標もある。けれど、じゃあまずは旅先で使える言葉を学ぶのはどうか? と、小さなところから一歩ずつ近づいていけるように思った」といったコメントがあったのも印象的でした。これからのプログラムづくりでも、日常の中でも、一歩ずつ試していきましょう!
・渡邉悠太(プロジェクトスタッフ)
前回の「まなびを考える会」でも感じたことですが、「やってみたい」ことを口に出して共有することって素晴らしいことですよね。自分が思っていることを共有することで、共感や同調を得ることが出来て、そしてグループでそれを深めることで他の人が思う「やってみたい」に自分も参加したくなる。小さな「やってみたい」でも、周囲の人と共有することでアイデアが溢れて膨れ上がっていくのが凄く楽しい会でした。
今後はプログラムが本格化していって、各々の「やってみたい」が具体的に行われていきます。参加することで新たな発見や新たな「やってみたい」が見つかるかもしれないので、是非沢山の人に参加していただきたいです。
・あっきーさん(参加者)
グループで話していて、ミュージカルに行きたいと言っている人がいました。自分では想像もしないアイデアだったので驚きました。自分の中には無いようなアイデアを聞いて、自分も影響を受けた気がします。スウプノアカデミアは凄いと思いました。
・タクさん(参加者)
自分の意見を発信するだけではなく、他の人の意見も聞けて楽しかったです。やりたいことを考えるうえで凄い刺激を受けました。モチベーションも向上したので、また機会があったら参加したいと思います。
・おうはさん(ボランティア)
やりたいことを話し合っていくうちに、やりたいことを深堀りする活動が良いと思いました。自分が考えないことも出てきて、色々なアイデアがあると学べて楽しかったです。
・みおさん(ボランティア)
出来ないことや実現不可能そうなことでも、自分やみんなで考えることで新たな視野や考え方が広がって楽しかったです。
レポート:菅井 友裕(生涯学習支援センター)