終了・報告

報告レポート スウプノアカデミア2024「ラフターヨガ~笑いで心と体をほぐす」

開催日
2024年09月08日(日)
時間
10:00~12:00(受付は9:45~)
場所
仙台市生涯学習支援センター5階 第1音楽室
参加人数
合計19人
<参加者10人、付添者1人、ボランティア2人、講師1人、スタッフ3人、手話通訳2人>
概要
「最近、疲れていて健康な体と心がほしい」という思いからこの企画は決まりました。ラフターヨガは、笑いとヨガの呼吸法を組み合わせた健康法です。ラフターヨガを通じて、笑いと心と体の関係を知りながら、ほぐしていきましょう。

[ゲスト]せこ三平さん(ラフターヨガリーダー)
[発案者]はるかさん
[プログラム担当者]伊藤光栄(プログラム担当者、NPO法人エイブル・アート・ジャパン)

1.ラフターヨガ!

みなさん、こんにちは!! 
今回のレポート作成を担当するスタッフの渡邉こと「ナタデココ」です。
さて、9月8日に今年度第1回目のプログラムとなる「ラフターヨガ~笑いで心と体をほぐす」が開催されました。ラフターヨガを通して笑うことによって、非常に楽しくリラックスできた回でした。

挨拶をする発案者のはるかさん自己紹介をするせこ三平さん

2. ラフターヨガを知ろう

はじめに、プログラム発案者のはるかさんと講師のせこ三平さんから挨拶があり、ラフターヨガのついての説明がありました。ラフターヨガについて初めて知る参加者も多く、せこ三平さんのお話を真剣に聞いていました。
ラフターヨガは「笑いヨガ」という別名もあるように、笑いとヨガの呼吸法を組み合わせた健康法です。科学的な根拠もあり、エクササイズ・手拍子・かけ声・深呼吸・リラクゼーションを基本的な動作として行われます。
そんなラフターヨガが具体的にどのように行われたのか…。ラフターヨガ中の参加者の反応は…? 写真と一緒に紹介します!

自己紹介タイムまずはラフターヨガについて知ります

3. 実際にやってみよう!

ラフターヨガについて知ったところで、実際にラフターヨガを体験する時間です。 「アッハッハッハ」と笑いながらポーズをとります。
笑いながらあいさつして周る「あいさつラフター」や、オートバイになりきって、エンジンのような笑い声をあげながら行う「オートバイラフター」など…様々なラフターヨガを行いました。
また、プログラム発案者のはるかさんが考えた「栗ご飯ラフター」も行いました。3人が栗ご飯役になって、他の参加者がそれをかき混ぜるというオリジナルのラフターです。

オートバイラフターをする参加者挨拶ラフターをする参加者

そして、1つのラフターヨガが終わるたびに、必ず「やったーやったーイエーイ」「いいぞいいぞイエーイ」という手拍子とかけ声を出しました。

やったーやったーいえーいの瞬間スイカ割りラフター
最初は無理矢理な笑いでもいつの間にか自然な笑いにラフターヨガをしているうちに笑顔になっていきます

4. リラクゼーション

ラフターヨガを楽しんだあとは、座って足を伸ばしたり、寝転んだりしたりしながら、リラクゼーションを行いました。時にはハミングや声を出しながらリラックスすることで、体と心をほぐしていきました。

ラフターヨガのあとは寝転んでリラクゼーション車椅子ユーザーの人も目を瞑ってリラックス

5. はなしてみよう!

ラフターヨガ・リラクゼーションが終わったあとは、みんなで感想の共有をしました! 
最初は皆さん戸惑いもあったようですが、最終的には心から楽しみ、そしてリラックスすることによって心と体をほぐすことが出来たようでした…! 
参加者の方の詳しい感想は下記の「スウプノレコード」へ…!

感想を言う参加者と手話通訳ラフターヨガの旗も入り口前に飾りました

スウプノレコード(参加者の感じたことや学んだこと)

・笑いが本当の笑いなのか、作り笑いなのか調べたいと思っていました。今回参加して、笑いは本当の自分の気持ちを表しているものだから、作り笑いか本心かの二者択一ではなく差はなく、似ているものなんだと感じました。
・ジョークやユーモアを利用せず笑う体験が新鮮でした。頭がクリアになり、肩の凝りもほぐれ、効能も実感しています。家族にも勧めたいです。
・笑うことって大事なんだと思いました。普段自ら笑うことがないので、作り笑いが出来るか不安だったけど、みんなと一緒だと自然と笑顔になり、楽しくなりました。
・ラフターヨガを受けてみて、自分の体の状態やなかなか笑い声が出ない事に気付きました。最後に横になって脱力した時に笑いがこみあげてきて、緊張から解放されて思考が無になりました。
・心と体がいい具合に脱力しました。疲れをおもて(体)に出せて、少し緊張していたのも、少し疲れも、なんかちょっとスッキリした感じがあります。みなさんありがとうございます。
・筋トレのようなヨガを想像していたが、笑いのヨガだった。疲れたが、心が癒された。
・ラフターヨガ中、顔が火照っていた。椅子に座っているままではすべてが真似することが出来なかったが、とても楽しかった。

テーマ発案者とプログラム担当者の振り返り

・はるかさん(テーマ発案者)
私は最近、心と体がこっていました。以前、別の機会で三平さんにラフターヨガを教えてもらってすごく楽しかったです。短い時間で楽しかったんだから、今回のような長時間はもっと楽しいはずだと思い、ラフターヨガを提案しました。最初は上手く笑えないけど、段々と楽しくなってきます。段々本気で笑うようになってきます。声を出して笑うのは気持ち良いです。おかげで、心と体のこりが取れてリラックスできました。三平さん、皆さんありがとうございました。

・せこ三平さん(ラフターヨガリーダー)
久しぶりにラフターヨガをまとまった時間でやって、心配だった点もありましたが、皆さんにあたたかい場をつくっていただけて感謝しております。いつもありがとうございます。


・伊藤光栄(プログラム担当者)
今回のプログラムは、これまでスウプノアカデミアに参加してきたはるかさんとせこ三平さんがつくりあげたプログラムです。内容は、三平さんのこれまでラフターヨガリーダーとしての実践知を元に組んでもらいました。感想の共有やスウプノレコードなどの参加者の声から、新しい体感や笑いということへの気づきがあったという声もあったことから、「わたしのまなび」がスウプノアカデミアを通じて、「みんなのまなび」へ広がることを感じられる場でした。

・渡邉悠太(プロジェクトスタッフ)
私自身、初めてのラフターヨガで戸惑いがありましたが、参加しているうちに「笑い」がこみあげてきて、それが他の参加者の方にも伝播しているように思いました。ラフターヨガ中は、言葉を発していないのにも関わらず、相互に「楽しい」を共有出来たため「笑い」には言語を超えるコミュニケーションを感じました。


レポート:渡邉悠太(NPO法人エイブル・アート・ジャパン)

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