終了・報告

【報告レポート】スウプノフィールドワーク | やまもとこぐまサロン「「地域共生社会」って、なんだろう?」【NPO法人ポラリス】

開催日
2022年07月14日(木)
時間
10:00〜11:30
場所
つばめの杜ひだまりホール 3階会議室

NPO法人ポラリスが主催する、やまもとこぐまサロン「『地域共生社会』って、なんだろう?」に参加してきました。

森さんのお話

はじめに講師の森さんから、共生社会とは何か、なぜ地域づくりで話し合いが必要なのかについてお話を聞きました。
「最も大きな不安やニーズを抱えている人の立場で考えてみることで、誰もが暮らしやすい社会について考えることにつながる」、「支え、支えられる関係の循環をつくるためにも、今日はお互いがお互いのことを知る時間を大事にする」などのお話から、自分たちが今日のサロンに参加した意味を考えることができました。

つながるワークショップ

次に、グループに分かれてワークショップを行いました。自己紹介では、ポラリスのメンバーは自分の作品を紹介してくれました。その後、最近の気になること、心配なことを付せんに書き出し、話し合いました。「災害が起きた時どうすればよいか」「親が亡くなった後の生活が不安」「バスが少なくて困る」など、自分の生活のことから地域のことまで、色々な心配ごとがあることを知りました。

サロン終了後の意見交換

こぐまサロン終了後に、ポラリス代表の田口さんと講師の森さんにお話を伺いました。
サロンには地域の民生委員、障害のある方、その保護者などが参加されているそうです。また、サロンを企画するにあたっては、地域でおもしろそうなことをやっている人や障害分野に関わったことのない人など、さまざまな分野の人を招くことを心がけているそうです。こぐまサロンが障害のある方と地域とがつながる場所になっていると感じました。

感想

サロンに参加する前は、話し合いとは問題解決をしなければならないものだと決めつけていましたが、話し合う場所があること自体が地域づくりにつながるという森さんのお話に、なるほどと思いました。ワークショップでお聞きした地域の皆さんの思いは、今回のサロンがなければ知ることができなかったことなので、このような集う場所を作ることの大切さを改めて感じた機会となりました。


レポート:寺崎舞(仙台市生涯学習支援センター)

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