終了・報告
【報告レポート】第4回「電子レンジで簡単クッキング♪ みんなで楽しく料理にトライ!」
- 開催日
- 2022年11月05日(土)
- 時間
- 10:00-12:00
- 場所
- 仙台市青葉区中央市民センター2階 調理室
- 講師
- ゲスト:曽田洋子(みやぎ生協 宅配運営部/COOP ママ)
- 参加人数
- 合計16人(参加者9人、ボランティア1人、ゲスト1人、スタッフ4人、つきそい1人)
- 概要
- お腹はすいたけど、面倒な料理をする気は起きない……。そんなときありませんか?
COOPママ・曽田洋子さんと一緒に料理をしながら、電子レンジを使った簡単なレシピを学びましょう。レッツクッキング!
・メニュー
Aソースヒレカツでおにぎらず(所要時間:40-50 分)
B ピリ辛ツナ缶とキャベツの簡単レンジ蒸し(所要時間:30-40 分、※)
※辛いものが苦手な方向けに、普通のツナ缶も用意しています。
※プログラム終了後に、自分たちでつくった料理の試食会もしました。
[テーマ設定]道楽娘、なめちゃん
[プログラム担当者]寺﨑舞(仙台市生涯学習支援センター)、伊藤光栄(エイブル・アート・ジャパン)
「からだに良い食生活について知りたい」「健康的で簡単な料理を学びたい」「偏食でもうまく生活できるようにしたい」という2人の共通した思いから始まったプログラムです。話しあいにより、①電子レンジをつかった簡単でおいしい料理をみんなでつくること、②それぞれの食事や料理の困りごとが解決できるように質問タイムを入れること、が決まりました。
そして、ゲストは、COOPママとして料理教室で活躍中の曽田洋子さんにお願いしました。詳しい内容やメニューについては、曽田さんと連絡をとりながら決めていきました。
「簡単で健康的なレシピを日常生活にもち帰り、もっと自分に自信を持ちたい」
はじめにテーマを設定した道楽娘さんより、設定したテーマの経緯や関連するエピソード、今日の意気込みを話してもらいました。「簡単で健康的なレシピを日常生活にもち帰り、もっと自分に自信を持ちたい」という思いがあったと話しました。
仕事の忙しさや偏食による食生活から栄養バランスに心配があるため、自炊することで健康的な食生活を送りたいが、自炊はイライラするし、お金と食材が無駄になっている気がする、などの思いから、「簡単で健康的なレシピ」を知りたくて、このテーマを設定したとのことでした。
レンチン料理をつくってみよう!~「ハードルが高い所から料理ができるかも!?と前向きになれました」
前半「ソースヒレカツでおにぎらず」を作り、後半「ピリ辛ツナ缶とキャベツの簡単レンジ蒸し」を作りました。
今回のふたつのレシピは、包丁や火をあまり使わない料理教室にしたい、栄養も考えた料理というテーマ設定者の思いから、曽田さんに考えてもらったものです。
参加者は、普段自炊をしているという人や、自炊は難しいけど電子レンジならできそうで参加したという人などさまざまな理由で参加がありました。
曽田さんは、当日のレシピを持って帰れるようにと、写真付きのレシピも用意しました。
他に、プログラムの開始前にみなさんが料理をスムーズに進められるよう、開催前に会場の下見を運営スタッフと一緒に行い、当日は事前の材料仕込みや材料の小分けをしたり、道具をそれぞれの机に置いたりするなどの事前準備も行いました。
電子レンジが参加者数に対して、少なかったため、参加者がレンジの使用を待つ時間がありました。そこで、このちょっと空いた時間を使って、曽田さんへの質問時間を設けました。質問は申し込み時に回収しました。もちろん、当日の質問もOKです。
偏食と栄養のことや、口に入れたときの感触のことなどの食生活にかかわることから、道具の使い方やゴミの処理など、さまざまな質問がありました。
スウプノレコード(参加者の感じたことや学んだこと)
・料理をしなくなっていたのですが、少しずつでもいいので、少し料理を1品とか、作ろうかなと思っています。アレンジ料理の紹介が為になりました。
・すん~ごく美味しくて楽しかったです。家でも実践したいと思います。
・レンジを利用し簡単にグレートの高いスープに変化したたまごスープを頂けて、感げきしました。簡単にたまご、キャベツを料理できるコツを覚えて、すぐに活用します。皆さんと新しい出会いがあって良かったです。
・あまり日頃料理はしないんですが、かんたんにレンジでいりたまごが作れたり、ハードルが高くない所から料理ができるかも!?と前向きになれました。
・何事も楽しんでやった方が良いですね。誰かの良いアイデアをシェアするのも大事だと思いました。
テーマ設定者とプログラム担当者の振り返り
・道楽娘さん(テーマ設定)
このプログラムでは、コープママの軽快トークが最高で笑いがたえませんでした。
同僚と一緒に料理したことも楽しい思い出になりました。楽しい思い出はその後もやってみたいという気持ちにつながります。その結果、最近はおにぎらずよりも具のいりたまご作りにはまってます。瀬戸内土産のオリーブオイルをかけて食べています。
私はおでかけと旅が好きでした。各地の名物の食材や調味料をかけるとモチベーションアップ!ハードルを感じる行動は許される範囲で好きなことを組み合わせるといいと感じました。
・寺﨑舞(仙台市生涯学習支援センター)
講座を実施するまでにいろいろな問題やハードルなどがありました。レンジの台数が普通の料理教室より少ない、包丁や火はなるべく使わないようにしたいなどを、コープママさんとの協力やアイデアによって実現した講座だと思います。
講座では、ただ料理のレシピを学ぶだけでなく、コープママさんへの質問タイムを設けたり、みんなと楽しく作る体験があったりするということから、食生活や料理そのものに対する考えもポジティブに変えられるような講座を目指しました。
運営にかかわって、さまざまな人が参加されて、運営にあたってのサポート体制の大切さ、講師との打ち合わせなどの事前準備の大切ということを学ばせていただきました。
レポート:伊藤光栄(NPO法人エイブル・アート・ジャパン)