終了・報告

《SHIRO Atelier&Studio》人形劇ワークショップ④報告レポート

開催日
2020年11月07日(土)
時間
14:00-17:00(16:00以降は茶話会)
場所
青葉の風テラス
ファシリテーター
人形劇団ポンコレラ

写真撮影をしていただいた磯崎未菜さんによるレポートをご紹介します。
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今回のお題は「お面づくり」!
空き箱を使って、自分が頭にかぶるためのお面をみんなで作ってみるというワークショップです。



ファシリテーターの工藤夏海さんが、ご自身で作られたお面を装着して登場。
アフリカンマスクのようなエネルギッシュな出立ちで、参加者のみなさんの熱量が上がっていくのを感じました。





まずはみんなで素材選びです。
スタッフの皆さんが準備してくださった布や紙、ひも、テープ。果物を包装するための網や、キラキラと光るビーズやボタン、パーティーの飾り付けなどなど、色とりどりのさまざまなお宝の中から、自分が変身するためのお気に入りを探します。







いざ作業をし始めると驚くほどの集中力で、迷うことなくあっという間に飾り付けをしていく参加者の皆さん。とてもいい表情をされていたので、写真を撮影している私も撮りたいものがいっぱいで、夢中になって走り回りました。お互いに手を貸しあって、アイディアを教えあったり、どんなことを考えながら作っているのか、制作をきっかけにして会話がたくさん生まれていたのが印象的でした。



大きさや形にもこだわって、手に持つタイプのお面、全身を覆ってしまうお面、髭が長く伸びているお面など、変身後のキャラクターまで練られたお面が大集合しました。

最後の発表会では、作ったお面を身につけ、自分の思うままに3つのポーズを考えて披露!
体を揺らすと一緒にゆらゆらと動くお面や、あえて体が動かしにくくなるようなお面、着てきた服に合わせたお面など、お面の形や構造によって身体の動きまでユニークに繋がって考えられていることに驚きました。



最後はみんなで踊りながら完成!
このまま劇が生まれてしまいそうな楽しさで、それぞれが大切にお家に持って帰ったお面が、時を経てまた集う日が来たらどんなお話が生まれるのだろうと想像せずにはいられないような、みなさんのお面が持っている新たな表現の可能性をひしひしと感じる時間となりました。

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