終了・報告
《 SHIRO Atelier&Studio 》アトリエしろ⑤[報告レポート]
- 開催日
- 2019年02月23日(土)
仙台市の文化施設を活用した定期的なアトリエ事業を開催しています。
絵を描いてみたいな、いつも家で自己流の創作をしているけどみてほしいな、関心をもつ仲間と出会う機会がほしいな、障害のある人の表現活動のサポートをしたいな、など障害のあるなしに関わらず、どなたでも参加できるプログラムです。
2月23日に、第5回が開催されました。ボランティアの渡邉貴裕さんによるレポートをご紹介します。
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『アトリエしろ・第5弾』
計5回にわたって開催してき今年度の「アトリエしろ」も、最終回を迎えました。
最初は毎回と同様に画材の種類を案内するツアーからはじまりました。ポスカ、水彩画、カラーペーパー、粘土、参考にする本など紹介されました。作成中は粘土に色をつけることや画用紙にそのまま絵を描くなど毎回見られる没頭する様子が見られました。
民話を聞いて作品づくりをするために、2つの話が紹介されました。語り手は倉林恵子さんです。
1つ目は「だんごだんご」というお話でした。忘れん坊のわらす(子供)が帰り道にある小さな川を「どっこいしょ」と飛び越えました。途中、だんごを食べたために、帰宅して母親の頭に棒が当たってだんごのかたちをしたたんこぶができて思い出した、といったストーリーでした。
2つ目は「ねずみのすもう」。木を切りに行ったおじいさんは痩せたねずみとお金持ちの太ったねずみと相撲をしていたのを見て痩せたねずみに餅を食べさせて逆転勝ちさせたといったストーリーでした。途中、勝負がつかないこともあり、やっと勝てたといったところで終わりました。
創作の後は、民話に基づいた作品や自分の考えた作品などが数多く発表されました。リアルにつくられていた作品もあったのが印象的でした。立体型に作成した作品も心に残りました。