【SOUP報告8】3会場を巡回！ ワークショップ 「タムタムと、めぐるトワル」

3会場を巡回！ ワークショップ 「タムタムと、めぐるトワル」

2015年、美術家の中村紋子さんからSOUPに、写真集の制作を検討しており、
作家を探しているので紹介してほしいと相談がありました。
SOUPは中村さんの主旨をきき、多夢多夢舎を紹介し、訪問。
中村さんは多夢多夢舎のメンバーの自由な気質や雰囲気が気に入り、
新たな作品を撮影することになりました。
「このメンバーが服に絵を描いたら、面白いことになる！」と考えた中村さんは、
株式会社タッドファーによる再利用プロジェクト「Re-Toile」（以下、トワル）を紹介。
トワルとは、オーダー服の仮縫いに利用されたデザインサンプル。
そのほとんどは破棄されますが、中村さんは「白いトワルは着られるキャンバス」と捉えました。

●くりのはらのアート展 会場：風の沢ミュージアム（宮城県栗原市一迫片子沢外の沢11）
日時：10月30日（日）11:00～14:00、
11月12日（土）11:00～14:00


●いしのまきのアート展 会場：共生型福祉施設織音（宮城県石巻市中浦1-2-62）
日時：11月26日（土）11:00～14:00



●やまのもとのアート展 会場：合戦原学堂（宮城県亘理郡
山元町高瀬合戦原30-5）
日時：11月24日（木）11:00～14:00

トワルに絵を描き始めた多夢多夢舎のメンバーは、どんどん筆を動かすようになり、
新しい表現方法をみつけるメンバーも出てきました。
中村さんもたびたび多夢多夢舎を訪問し、撮影を行いました。
そして2016年3月、多夢多夢舎が運営するギャラリーdotで
展示会「タムタムと、めぐるトワル」を開催するに至りました。


トワルとは、オーダー服の仮縫いに利用されたデザインサンプルのこと。
このトワルをキャンバスとして捉え、参加者に自由に絵を描いてもらうワークショップです。
おしゃべりが大好きな多夢多夢舎中山工房のメンバーが県内3カ所をめぐり、みなさんに会いに行きました。