開催・募集

【見本市】[A]共に学び、生きる共生社会コンファレンス in 仙台 壁を越えて~揺さぶりあい、励ましあい、共に育つ

開催日
2025年02月01日(土)
時間
10:30~16:00(受付10:00〜) 
場所
1階 オープンスクエア
対象者
すべての人、障害のある人と家族・支援者、福祉事業所の人、特別支援学校・学級の人、市民センターなどで社会教育に関わる人 など
参加費
無料、要申込
情報保障
手話通訳・要約筆記

このコンファレンスが仙台で開催されて3回目になります。ここで発信されてきたのは、障害のある人と障害のない人が「混ざる」場をつくることの大事さ、そのなかでの揺さぶりあいから生まれる学びあい、育ちあいの可能性です。障害のある人が好きなことや知りたいことを気軽に語れ、試せる場「スウプノアカデミア」では、参加者相互の「揺さぶる・揺さぶられる」という営みが頻繁です。参加者たちが、この場を活かして、どのように自らをアップデートさせてきたのか。その成果を確認します。そのほかのさまざまな障害のある人の学習の場についても、仙台市の教員の調査や実践に学びます。
京都府与謝野町は、まだ日本で重度障害児の養護学校への就学義務化が実現されていない段階から、先駆的に障害児の就学を保障してきました。その延長に生まれた「よさのうみ福祉会」は、多くの「あたりまえ」を実現できないでいる障害のある人たちから、その「あたりまえ」を求める願いを引き出し、壁を越える挑戦に伴走しながら、人間らしく生きつづけられる環境づくりに粘り強く取り組んでいます。
仙台市では近年、市民センター(公民館)などで、共に混ざり学びあう場が増えつつあります。「人がまちをつくり、まちが人を育む」学びのまち仙台において、そういった場をどのように広げていくのか。よさのうみ福祉会にも学びながら、長期的な視野で考えます。

第1部

[時間]10:30-12:30 [定員]約80人

はじめに 「障害者の生涯学習施策」

文部科学省障害者学習支援推進室

①体験の共有「スウプノアカデミア2024 成果発表会」


スウプノアカデミアに参加した人や、一緒に活動したコーディネーター等が、それぞれの「学び」の体験を発表します。
進行 武田愛、松山正哉
「ラフターヨガ ~笑いで心と体をほぐす」せこ三平、はるか
「スポーツは気晴らし!? ~つくって遊んでデポルターレ!」吉田広子、伊藤光栄
「イヤな体験と、みんなの折り合い~ゆるやかな癒し方」清水葉月、佐竹真紀子
「ボウリングとコーヒーと。~あなたと楽しみたい大人の休日」阿達慎也、松山正哉、柴崎由美子
「ワクワク妄想旅行会~理想の旅プランを立てよう」taku、世界一周、渡邉悠太

②調査・実践報告「障害のある人と取り組む学びの活動 in 仙台」


社会教育主事講習を受講した教員が、仙台市におけるさまざまな障害者の生涯学習活動を調査し、ときに、企画運営に深く関わりました。学校教育、社会教育、福祉施策と、障害のある個人をとりまく環境について、調査・実践したことを報告します。
登壇 菊地敏子(仙台市立東六番丁小学校)、鈴木慎吾(仙台市立台原小学校)

休憩

第2部

[時間] 13:30〜16:00 [定員]約80人
進行 石井山竜平(東北大学)、池澤美月(介護士)

①おはなし「未来をひらく ~よさのうみ福祉会の実践」


障害児・者を積極的に包摂することに先駆的に取り組んできた、半世紀の挑戦と歩みについてお聞きします。
登壇 青木一博(社会福祉法人よさのうみ福祉会)

②考えるテーブル「あたりまえってなんだろう?」


障害のある人もない人も、このテーマについて一緒に語りあい、考えます。
ファシリテーター 古藤隆浩(居場所妄想会)
グラフィックレコーディング 佐竹真紀子、スウプノアカデミア参加者たち

③ディスカッション


一日のプログラムをふまえて、障害のある人の生涯学習や、共生できるまち・仙台の未来について話しあいます。
青木一博、菊地敏子、鈴木慎吾、菅井友裕(仙台市生涯学習支援センター)、会場のみなさん

終わりに 感想とおもいの共有時間

共に学び、 生きる共生社会コンファレンスについて

文部科学省では、障害のある人の学校卒業後の学びの場が充実していないことを課題とし、平成29年度から障害のある人の生涯にわたる学びや文化芸術・スポーツ活動への支援を推進しています。
これを受け仙台市では、令和3年度からNPO法人が行政と協働しながら障害者の生涯学習に取り組んできました。4年目となる今年度は、仙台市の関係部局や外郭団体等(福祉・教育・就労・男女共同参画・市民活動・文化芸術・スポーツ)によるコンソーシアム(共同体)をつくり、さらなる支援体制の整備を進めています。この新たな連携のもと、市民への普及啓発のため「共生社会コンファレンス」を開催します。

スウプノアカデミアとは

障害のある人の「学びの場」を考えるプロジェクトです。学びたい本人が「好きなこと」「やってみたいこと」からワークショップや講座などのプログラムを企画し、運営しています。

録画配信

当日の様子は、後日オンラインで配 信予定です。日程が決まり次第、SOUP の WEB サイトにてお知らせします。

<<<申込みフォームは2025年1月6日から公開します。今しばらくお待ち下さい>>>
申込フォームを公開しました。
https://forms.gle/MhL3yQs37oZTf86w8

申込方法

2025年1月6日(月)11時から申込みできます。

WEBサイト内の申込フォーム、または下記の必要事項をご記入の上、郵送・電話・FAX・メールにてお申し込みください。定員になり次第、締め切らせていただきます。定員を超えてご希望に添えない場合のみ、ご連絡いたします。

必要事項
①参加希望のプログラム ②お名前(ふりがな) ③所属・活動 ④連絡先(居住市町村名、電話番号、FAX・Eメール) ⑤同伴者の有無、必要な配慮など

主催:仙台市教育委員会、文部科学省
共催:せんだいメディアテーク(公益財団法人仙台市市民文化事業団)
後援:宮城県教育委員会
企画・運営:特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン
協力:一般社団法人NOOK
仙台市・生涯学習を通じた共生社会推進事業
文部科学省委託事業令和6年度「学校卒業後における障害者の学びの支援推進事業」

バナー:障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)
バナー:ABLE ART JAPAN
バナー:Able Art Company