開催・募集

【見本市】[B]つくる・みる・はなす・いる  ともに表現する場ってどんなところ?

開催日
2025年02月02日(日)
時間
10:15-12:15(受付10:00〜) 
場所
1階オープンスクエア
対象
障害のある人との創作活動やオープンアトリエに関心のある方、障害の有無に関わらずアトリエや絵画教室を開いている方、地域の居場所づくりに取り組みたい方、テーマに関心のある方はどなたでも
参加費
無料、要申込
定員
40人程度
情報保障
手話通訳、要約筆記

障害のあるなしにかかわらず、その人らしく自由に表現を楽しめる場があることは、わたしたちの生活を豊かにしてくれます。宮城県内にも、公共の施設から個人が運営する教室、ときには屋外などで、その規模や場所、内容もさまざまな活動がおこなわれてきました。しかし運営体制や会場のキャパシティ等の理由により、無くなってしまった場や新しい参加者の受け入れが難しい現状もあります。
その人がやりたいことを実現できる環境をどのようにつくっているのか。世代や背景の異なる人たちがともに表現するなかでどのような場が生まれているのか。宮城県内でともに表現できる場をひらいてきた事例をもとに、これからの場づくりについて考えるとともに、活動の魅力や環境をつくるうえでの工夫を共有する機会にしたいと思います。

タイムスケジュール

10:15-10:20(5分) あいさつ・トークの趣旨 

10:20-10:40(20分) 事例紹介①表現をシェアするって楽しい!−アトリエつくるて 
登壇:アトリエつくるてファシリテーター佐竹真紀子さん、アトリエつくるて参加者
内容:大人から子どもまで障害のあるなしにかかわらず自由に表現できる仙台のオープンアトリエ。「つくる」時間と、お互いにつくったものを見合う「みる」時間を通して見えてきたこと、参加者の変化、ともに表現する場の価値について共有します。

10:40-11:00(20分) 事例紹介②多様な”関わりしろ”のつくりかた−世代や国籍の異なる人たちがアートでつながる
登壇:高田彩さん(ビルド・フルーガス代表、塩竈市杉村惇美術館統括)
内容:公民館と美術館の機能を併せ持つ「塩竈市杉村惇美術館」や私設ギャラリー「birdo space」、アーティストスタジオ「本多工房」など地域住民の創造的な活動を促す拠点づくり、社会包摂の視点でアートの取り組みをおこなう「チルドレンズ・アート・ミュージアムしおがま」などのプロジェクトを通して、世代や国籍の異なる地域の人たちの多様な“関わりしろ”をどのようにつくっているのか。いくつかの事例から、地域の人たちとともに、フラットで軽やかに活動していくヒントを聞きます。

11:00-11:07(7分) コメンテーターの紹介
登壇:郷泰典さん(宮城県美術館教育普及部上席主任研究員)

11:07-11:17(10分) 休憩

11:17-11:57(40分) ディスカッション

11:57-12:12(15分) 質疑応答・感想共有の時間 

12:12-12:15(3分) おわりのあいさつ

全体進行:NPO法人エイブル・アート・ジャパン高橋梨佳

アトリエつくるての様子
アトリエつくるての様子(主催:NPO法人エイブル・アート・ジャパン)

“ここちよい”の実践プログラム
“ここちよい”の実践プログラムの様子(主催:塩竈市杉村惇美術館)

登壇者プロフィール(敬称略)

・佐竹真紀子
美術作家。武蔵野美術大学大学院修了。東日本大震災の被災地を訪ねての表現活動と並行して、地域と協働して場づくりや記録づくりを行うコレクティブ「NOOK」 に加入。以降、NPO法人エイブル・アート・ジャパンが主催する「アトリエつくるて」のファシリテーターや、生涯学習のプログラム「スウプノアカデミア」のコーディネーターを務める。現在は塩竈のシェアアトリエ「本多工房」に活動拠点を置いている。

・高田彩
1980年、宮城県塩竈生まれ。エミリー・カー美術大学卒。アーティストネットワーキング「ビルド・フルーガス」代表、2006年宮城県塩釜にbirdo spaceを開廊。国内外でのプロジェクトに加え、地域の人々やアーティストと共に運営する「チルドレンズ・アート・ミュージアムしおがま」や、塩竈の魅力を伝えるウェブサイト「KURASHIO」等の企画運営を行う。2014年より塩竈市杉村惇美術館統括。

・郷泰典
1998年よりフリーランスのワークショップ・プランナーとして、日常生活におけるアート体験や作品と鑑賞者をつなぐため、主にこどもを対象としたワークショップ・プログラムを企画し、全国各地の美術館、学校、社会教育施設、病院、商店街などで実施。2007年4月から2023年3月まで東京都現代美術館にて教育普及担当学芸員として勤務。2023年4月から現職。

申込方法

2025年1月6日(月)11時から申し込みできます。

WEBサイト内の申込フォーム(1月6日に公開します)、または下記の必要事項をご記入の上、郵送・電話・FAX・メールにてお申し込みください。定員になり次第、締め切らせていただきます。定員を超えてご希望に添えない場合のみ、ご連絡いたします。

申込フォーム
https://forms.gle/MhL3yQs37oZTf86w8

必要事項
①参加希望のプログラム ②お名前(ふりがな) ③所属・活動 ④連絡先(居住市町村名、電話番号、FAX・Eメール) ⑤同伴者の有無、必要な配慮など

主催:特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン
助成:公益財団法人仙台市市民文化事業団(2024年度文化芸術を地域に活かす創造支援事業)

バナー:障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)
バナー:ABLE ART JAPAN
バナー:Able Art Company