終了・報告
報告レポート 「芸術銀河2023美術ワークショップ」 まざってみる!?ニューカマーとコラージュ
- 開催日
- 2024年01月28日(日)
- 時間
- 1回目 10:00~11:00/2回目 13:00~14:00
- 場所
- せんだいメディアテーク1階オープンスクエア(第6回 障害のある人と芸術文化活動に関する大見本市「きいて、みて、しって、見本市」会場内)
- 講師
- 【ファシリテーター】佐竹真紀子(美術作家、一般社団法人NOOK)
【コーディネーター】しょうじこずえ(アーティスト)
- 概要
- 「芸術銀河」とは、文化芸術による共生社会の実現を図り、県民に対し広く芸術に触れる機会を提供するために行われるものです。SOUPではこの「芸術銀河」の機会を活用して、宮城県内の3地域でアウトリーチ事業を行いました。そのうち、この事業では、不特定多数の方が来場する場所と催事と連携し、主に障害のある子どもを対象とした美術ワークショップを開催するものです。
- 共催:みやぎ県民文化創造の祭典実行委員会
■内 容
宮城県内に住む新しい障害のある表現者を紹介する「ニューカマーセブン」の出展作品から
独創的なパーツ〈部品〉を組み合わせて、一風かわった生き物や植物をつくりましょう。
子どもから大人まで、だれでも参加できます。
1.材料,用具,作り方の説明
2.制作
3.完成した作品を見に付けたり、飾ってみる。
4.ワークショップ終了後、作品を持ち帰る。
■参加者
1回目 17人(内、障害のある子ども2人、障害のある大人1人)
2回目 21人(内、障害のある子ども2人、障害のある大人1人)
※事前申込ではなかったため、参加者の障害の有無については未確認です。個別に確認のとれた人のみカウントしています。
■サポート体制
エイブル・アート・ジャパンスタッフ1人、ボランティア2人
■出展協力
佐藤瑠乃助、清宮玲、社会福祉法人仙萩の杜、NPO法人ワンダーアート(Wonder Workers)
ワークショップで使用した「ニューカマーセブン」出展者の作品例
▼佐藤瑠乃助《ピザ(ピサ)》
▼清宮玲《キノコとりんごのこま》
■当日の様子
宮城県内等で活躍している美術作家を講師に迎え、宮城県内に住む新しい障害のある表現者を紹介する「ニューカマーセブン」の出展作品から独創的なパーツ〈部品〉を組み合わせる、コラージュ作品の制作を2部構成で実施しました。
参加者は、見本市に来場した未就学児~高校生の障害のある子どもとその家族が中心で、障害のある大人や一般の親子参加もありました。
あらかじめ用意したパーツや、紙テープ、色画用紙を段ボール、紙袋などに自由に貼り付けて、被ったり身に着けるものや人形など立体作品をつくりました。
作品が完成すると、実際に身に付けたり大きな段ボールの上に飾ったりして楽しみました。
■アンケート結果
【質問1】あなたの年代をおしえてください
※おもに付添者が回答しています。
【質問2】このワークショップを知ったきっかけは何ですか?
【質問3:プログラムの感想はいかがでしたか?】
【参加者の感想】
・自由につくれて楽しかったです
・工作嫌いの息子が楽しそうに作っていて驚いた。
・昨年の人形劇ワークショップにも親子で参加しました。子供たちが喜んで作っていました。
・ワークショップに参加したあと、パーツになった作品を実際に見る事ができてよかった。
■当日の写真
レポート:伊藤いづみ(NPO法人エイブル・アート・ジャパン)