終了・報告

【レポート】第3回「みんなでつくるよ広場の人形劇!」(「アトリエつくるて」と同時開催)

開催日
2022年10月15日(土)
時間
14:00-17:00
場所
仙台フォーラス7階 エイブル・アート・ジャパン フリースペース&even
参加者
参加者13名(付添者3名)、スタッフ・ボランティア12名
ファシリテーター
工藤夏海さん(人形劇団ポンコレラ)、佐々木桂さん(造形作家)
ゲストファシリテーター
本川東洋子さん(人形美術家)
概要
1.片手人形を作る
2.人形劇をやってみる

今年度3回目の「みんなでつくるよ広場の人形劇!」は「アトリエつくるて」と同時開催という初の試みで行いました。
合同での挨拶が終わった後、早速人形作りが始まります。

今回は、ゲストファシリテーターとして人形美術家の本川東洋子さんをお招きし、片手で動かすタイプの人形を作ります。
まず最初に人形の体の部分の製作です。紙封筒を使い、自分の手の大きさに合わせて手が出る部分を切り取ります。

普段のワークショップの時間では、人形の創作は割と自由度が高いことが多かったのですが、今回はみんなで同じ形の人形をつくってみるという試みで行ったところ、大人の参加者はもくもくと集中して製作されていて、子どもたちは難しい作業はボランティアさんにサポートしてもらいながら楽しく進めていました。

顔の部分は自由に製作。体の部分には好みの装飾を行います。
普段アトリエに参加されている人も参加してくれて、皆さん思い思いに作っていました。
中には顔?が二つある人形も!

人形が出来上がったら、場所をevenに移し、アトリエの皆さんの前で発表します。舞台はファシリテーターのみなさんが作ってくれました。
お題は「運動会」。ぶっつけ本番でしたが、校長を買って出てくれた子の進行があり、綱引きや玉投げなどを人形を遣って演じました。

その後はアトリエに参加している皆さんの作品を皆で一緒に観る時間がありました。
作品の背景を製作者本人から聞ける時間はとても新鮮で、人形劇チームも食い入るように聞いていました。

人形劇とアトリエのどちらにも参加していた女性が、自分で作った人形を遣いながら、アトリエで製作された作品の発表をされていました。
人形が、製作者の思い伝えるという代弁者のような役割を果たしていて、人形劇の魅力を再発見する時間にもなりました。
アトリエとの同時開催が両参加者さんにとって新しい発見に繋がっていたら嬉しいです。

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