終了・報告

【レポート】南東北・北関東ブロック障害者芸術文化活動支援センター研究発表会

■南東北・北関東ブロック障害者芸術文化活動支援センター研究発表会

障害のある人がそれぞれの地域で文化芸術を楽しみ、活動がおこなえるよう、都道府県ごとに設置されている「障害者芸術文化活動支援センター」。今回の見本市では、南東北・北関東ブロック(宮城・山形・福島・茨城・栃木・群馬)の支援センター(および支援センター準備室)のスタッフが会場に集結し、各地域の取り組みを3つのテーマで紹介しました。
会場には他の地域の支援センター職員の来場もあり、普段はなかなか知ることができない他の地域の支援センターの取り組みやスタッフの想いを直接聞き、互いに情報交換できる機会となりました。
今回のようなオープンな場で支援センターの取り組みを発信することで、文化、教育、企業など福祉以外の分野でも支援センターの活用につながるとうれしく思います。
発表会全体写真

発表テーマ
【1】美術館運営を母体とした「支援センター」事業の力とは(福島県・栃木県)
【2】ネットワークハブとしての「支援センター」事業の未来(山形県・茨城県)
【3】「中間支援組織」である支援センターがあることでかわる地域と未来?!(群馬県・宮城県)

参加者のこえ(アンケートより)
・自治体職員:他県での取組事例や講師の方々によるテーマの深掘りによる意見交換はリアルでしか味わえない熱量などを味わうことができ、大変貴重な機会となった。
・支援センター職員:まだまだ障害福祉課しか接点がないので、文化課、生涯学習課などにもヒアリングからはじめてみたいと思います。また、「中間支援」がまだまだ出来ていないので、少しずつネットワークを広げながら、県内各地に任せられる人たちを見つけていかなければと感じております。
・支援センター職員:支援センターの事業は継続していくことでどんどん新たな課題が生まれてくるので、私たち支援センター同士、お互いの事業から学び合い、何より励まし合える関係を作っていくことが必要なんだと改めて感じました。また、支援センターが互いの違いを受容し合う姿勢を作るために、広域センターとしてどうコミュニケートしていくか、まなざし方の態度や温度なども、省みたいなと思いながら帰路につきました。ありがとうございました。

茨城と山形の発表者写真
グラフィックレコーディング写真

バナー:障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)
バナー:ABLE ART JAPAN
バナー:Able Art Company