終了・報告

《 スウプノアカデミア 》報告レポートLIFE2「インターネットとじょうずにつきあおう〜コミュニケーション編」

開催日
2021年09月12日(日)
時間
14:00-16:00
場所
オンライン
参加人数
参加者7名、付きそい者1名、ボランティア1名、ゲスト講師1名、手話通訳者1名、スタッフ4名(合計16名)
概  要
1. 講師紹介とワークの説明、自己紹介
2.ミニ講座(SNSのコミュニケーション)
(休憩)
3. グループワーク
4.今日のふりかえり
5. 講師に質問

スマートフォンの普及により使用する機会の増えたインターネットについて、コミュニケーションをテーマに東北福祉大学の高橋俊史さんにお話していただきました。また、グループにわかれて、SNSやインターネットの使い方などについてもみんなで話し合いました。
今回は、コロナ感染拡大対策としてオンライン会場のみの開催でした。

オンラインで話しをする難しさ

オンライン上でのコミュニケーションに慣れるため、冒頭で自己紹介のレクリエーションを行いました。Zoomの機能「ブレイクアウトルーム」を使い、3グループに分かれて、メンバーの名前をしりとりでつなげました。
※以降のグループワークもこのグループ分けで行いました


このしりとりを通して、対面で話しをするのと間隔が少し違うということを体験しました。

I-ROIが作ったデジタル教材「インターネットをつかいこなす6つのひけつ」から、「短い文章で気持ちを表す」を課題にSNSでのコミュニケーションについてグループ内で話し合いました。
・I-ROIデジタル教材のリンクhttp://dcajr.jp/

ここ話し合った例は、メールによる文字のやりとりで友達のあいだですれ違いが起こってしまい、気まずくなってしまったというシチュエーションでした。




【 参加者の意見 】

・勇気をもって、どうしてそんなこと言うの?といえればよかったのでは。
・ミサキは、「バスでくるの?地下鉄でくるの?」など、もっと詳しく書けばよかった。
・文章が短すぎる。詳しく書いてあげるのが思いやりだと思う。
・私も言葉を省略してしまうことがある。ユイさんは、相手の立場に立って書けばよかったと思う。
・文章で書くメールよりも、電話のほうが安心する。

答えがインターネットには存在しないと思いました

高橋さんからは、メッセージだけではわからないので、「バス?電車?」などと補足したり、個別に電話したりするなどすると良い。対面で話す以上に相手のことを考えてコミュニケーションをとる必要があると話がありました。

今回は、事前アンケートを行い、インターネットを使っている機器や使っているSNS、インターネットで困っていることについて回答してもらいました。
そこで、困っていることについて、高橋さんよりアドバイスをいただく時間を設けました。
困っていることとして、SNSでのストレスや個人情報の流出などが挙げられました。

そのあとで、グループそれぞれ、インターネットについて「こんな経験しました、困ってますをみんなで考えよう」をテーマに話し合いました。
話し合ったあとは、全体で発表し、それぞれ高橋さんの視点からコメントをいただきました。

【Aグループ】
・いろんな考えの人がいた。答えは一つではない。答えがインターネットには存在しないと思いました。

【Bグループ】
・SNSのことで、いろんな人と関われる反面、海外からも心ないことを言われて傷ついた経験。 
・tiktokにコメントを反映させない設定もある。機能を最大限に活用されている人もいるという話をきいて、嫌な思いをしたけど、また始めたいという人もいた。

【Cグループ】
・インターネットやSNSを使うのに消極的になっているのは怖いという思いから。
・Gmailを送る、LINEやFacebookはいつも使っている。文章を作るのが苦手で、Skypeで手話を使ってコミュニケーションをとりたい。しかし、これらは料金が高いので、もっと安く利用したい。
・インターネットについて相談できる場所があれば教えてください。

困ったときは信頼できる人に相談する

講座の終わりにインターネットでのコミュニケーションやSNSの使い方についてまとめていただきました。

スウプノレコード

・人によって使うアプリも違い、使い方も様々なのだと知ることができました。
・今まで抱えてた不安なことや感じてたことをここで共有できてホッとした自分がいた。利用する上でのポイントや注意点をわかりやすく教えてくれたのでとても参考になった。
・参加してみんなと楽しく過ごせたからよかったです。
・インターネットに対する多様な価値観

ボランティアとスタッフの気づきと感想

・インターネットについて、わかっていると思っていたことでも話し合うことで、更に学びを深めることができました。
・今回オンラインでの実施で、サポートの仕方の難しさを感じました。次回このような機会があったら、もっと積極的に発言をしたりグループワーク等が活性化するように取り組んでみたい。
・インターネットへの怖さを語ってくれた参加者がいましたが、その態度の重要性について高橋先生がお話してくださったのが印象的でした。

活動をふりかえって

私は、情報モラル教育が今でこそ学校教育の中で普及し始めているが、すでに学校卒業したあとの人たちはどこで学ぶのだろうとも考えていました。そんなとき、今年6月にあったプログラムの検討会の中で、参加者の一人がSNSで困ったことがあるといったため、今回のような機会をつくりました。
高橋さんのわかりやすい説明や言葉選びのおかげで、感想にもあるように、抱えてた不安を解消された方やインターネットが怖いということを再確認し、今後も慎重に使おうという方もおりました。スタッフにも今回受けて初めて知ったこともあったという方もおり、障害の有無にかかわらず、情報モラル教育を普及させていく必要性も感じました。
また、参加者に事前アンケートをとったことで、それぞれが抱えている困りごとを事前に高橋さんと共有することで、スームズかつ参加者にとって満足度の高い回答ができたので、今後も今回のようなプログラムのときは活用していきたいと思います。

レポート&LIFE2担当:伊藤光栄(エイブル・アート・ジャパン)

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