《 SHIRO Atelier＆Studio2021 》報告レポート「みんなでつくるよ広場の人形劇！」第5回

2月に実施予定だった今年度最後(5回目)のワークショップを行いました。
本来であれば、2月26日(土)に開催された、日立システムズホール仙台パフォーマンスフェスティバル内で発表をする予定でしたが、コロナ禍のため、今回は残念ながら参加を見送ることになりました。

ただ、ワークショップ内で繰り広げられる、素敵なパフォーマンスや人形美術を多くの方に観ていただきたく、映像で記録をすることになりました。

本日のワークショップでは、本番に向けてのお芝居の確認と、アトリエからファシリテーターのお二人をお招きし、舞台に使う小道具の製作を行いました。

まずは人形を動かして準備体操。
途中音響や照明の確認のため、音楽を流したり会場が暗くなると、出演者の皆さんはノリノリになり、そのまま本番のオープニングになりそうなくらいでした。

次に明日の本番ではどの人形や島がいつ登場するか、誰に動かしてもらうか、などの舞台の動きを確認しました。
実際に動いてみると、どのくらい時間がかかり、どのように動いたらいいのかが分かりやすく、出演者と裏方スタッフで共有することが出来ました。
一緒に動く出演者同士が、どのようなセリフがいいか真剣に話し合っている姿もみられました。

舞台美術は、ファシリテーターのお二人を中心に、とても素敵な島と舞台の最後で使う札が完成しました。
楽士隊のスペースも出来ました。

ワークショップ終了後も、舞台の真ん中で歌ったり、踊ったりしている女の子がいて、明日の本番を楽しみにしている様子が伝わってきました。

大きな舞台で大きな人形を遣い、照明や音響を入れてお芝居を作るのははじめてで、ワークショップの回を重ねていく中で、参加者の皆さんの力は確実にステップアップしています。
明日の本番では、皆さんの普段の姿が活きた素敵な舞台を作れたらいいな、と思っています！