
終了・報告
《 SHIRO Atelier&Studio2021 》報告レポート「みんなでつくるよ広場の人形劇!」第2回
- 開催日
- 2021年08月08日(日)
- 時間
- 14:00-17:00
- 場所
- 青葉の風テラス
- 参加者
- 参加者3名(付添者2名)、スタッフ3名
- ファシリテーター
- 工藤夏海さん(人形劇団ポンコレラ)、佐々木桂さん(造形作家)
- 概 要
- 1.プログラムの説明
2.映像を見ながら動きを真似る
3.即興人形劇
まずは、ファシリテーターの工藤夏海さん、佐々木桂さんが作った人形を動かしてみました。
不思議な存在感を放つ大きな人形や、棒を動かすと羽ばたく鳥。
人形の顔の部分を手で持ち、頭から布を被って獅子舞のように歩いてみる。
これまでの人形劇では、テーブル上を舞台にするくらいの大きさの人形を使うことが多かったので、自分より大きな人形や全身を使って操る人形に、驚きつつも新鮮で、説明の時間からワクワクしました。
どんな人形をつくりたいか質問すると、
「すごいものつくる!」
「大きな人!」
「ヒラヒラをたくさんつけたい」
「アイドルをつくりたいの」
「リュウグウノツカイみたいにキレイなイメージです」
と、早い段階でおおよそのイメージをもって作り始めた方が多かったようで、制作が始まるとあまり迷うことなく集中して手を進めていました。
今回は、見本の人形を見て触ることで、どんな人形を作りたいかイメージしやすかったり、構造を知ることで作業がスムーズに進んだのかもしれません。
ただ見本を真似るのではなく、材料を吟味し工夫を重ねて、出来上がった人形にはオリジナルの要素がたっぷりプラスされていました。
発表の時間はファッションショーのように華やかで、名前や性格、人形同士の関係性、必殺技!など、それぞれの人形が物語をもっていました。
人形を作っている時から、すでに人形劇は始まっているようです。
子ども達の制作の様子を見ていると、人形がどう動くのか仕組みに興味を持つ子もいれば、とにかく装飾にこだわりたい子、羽や毛糸など材料の感触を楽しむ子、自分自身が人形の一部となり全身で表現する子と様々で、その姿はどの子も自然でのびのびとしていて、創作活動が自分と対話する時間になっているのかなと感じました。
最後は、作った人形を動かしながら会場内をパレードのように歩きました。
色とりどりの人形たちが、音楽に合わせてコミカルに動いたり、ふわりふわりと踊る様子は、おとぎ話のワンシーンのようでした。
次回から会場が変わり、日立システムズホールで開催となります。
なんだか人形たちがお出かけするみたいで、どんな変化生まれるか楽しみです。
レポート:伊藤いづみ(SOUPスタッフ)