終了・報告

《 SHIRO Atelier&Studio 》「みんなでつくるよ広場の人形劇!」プログラムD・モードだね!装いをつくろう[報告レポート]

開催日
2020年01月11日(土)
時間
14:00~17:00
場所
せんだいメディアテーク7F スタジオb

「モードだね!装いをつくろう」

第四回目の今回は、一般社団法人アート・インクルージョンの佐々木桂さんを講師にお招きし、第一回に作った人形に飾り付けとファッションショーを行いました。



装飾に使う素材は、ビーズや布、モールのようなものから、掃除で使うモップや排水口用のネット、高野豆腐やみかんの皮のような身近なものがたくさん並べられ、集まった参加者さんは始まる前からワクワクされていました。



まずは佐々木さんから素材をどのように使うかのレクチャーがありました。



素材を組み合わせてアクセサリーを作ったり、布を切り抜いたり、つなげたり。
人形の装飾はたっぷり時間をかけて、自由に作っていきました。
自分の衣装を作っている参加者さんもいました。



装飾が出来上がった後は、ファッションショーで皆さんにお披露目です。
一人一人が人形を持ち、音楽に合わせてウォーキングを行います。
最初は緊張感がありましたが、いつものように最後はみんなで大合唱&円になって踊ったりもして、笑顔溢れるフィナーレになりました。


終了後の振り返りでは、
「夢中であっという間でした。みんなとワイワイできて、人形や参加者さんが変身していくのを見るのが楽しかった。」や
「参加している人が親しくなっているのを感じた。特にファッションショーでは自己主張するのも大切だけど、譲り合っているところも見られてよかった。」
という感想がありました。

講師の佐々木さんからは、
「今回のプログラムで使う素材を探すために100円ショップに行き、材料を見ながらこんなものが出来るだろう、と想像したものとみんなが作ったものが違くて面白かった。私も子供の頃、身近にあるものを人形にいろいろくっつけて遊んでいた。今後何かを作る時に今回の事が参考になれば嬉しい。」とお話しされていました。
今回の参加者さんは作り物が好きな方がとても多く、今までに使ったことのない素材で作品を作ることは、時間を忘れるほど楽しかったようでした。
また、他の参加者さんの作品に刺激を受けて、更に作り込む方の姿も見られました。
感想にも多く出ていましたが、自然にお手伝いをしたり、ファッションショーの際にも順番を譲り合っている場面が見られたりなど、他の参加者さんとの信頼関係が生まれて、次回の発表(第五回)に向けて作品をみんなで作ろうという意気込みを感じました。

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