終了・報告

〔SOUPの研修 報告⑤〕障害のある人の表現活動と著作権 /アートと著作権 基本編

開催日
2018年02月22日(木)
時間
14:00~17:00
場所
みやぎNPOプラザ研修室1(仙台市宮城野区榴ケ岡5)
参加者
7名

SOUP(障害者芸術活動支援センター@宮城)は、人材育成研修として「創造する力をつくるSOUPの研修」を
2018年1月〜3月に開催しています。障害のある人の表現活動と著作権「アートと著作権 基本編」報告レポートです。

●アートと著作権 基本編
ある人が絵を描きました。その作品はだれのもの?作品を展示したい。だれがどのように決めるの?作品を販売したい。だれがどのように決めるの?表現活動とともに生まれる権利「著作権」。



講師を務めるのは上林佑 弁護士。
参加者は、実際に作品を製作しているアーティストのほか、施設職員、映像作家などが参加しています。


まずは練習問題的に事例をいくつか取り上げて見ます。法的な責任がどこにあるのか、その理由も交えて解説していきます。
そもそも「著作権」とは何か?という面から、具体例も踏まえつつ解説していきます。
著作権と所有権、特許権の違いとは?著作権は誰が持ってるのか?(主体はだれ?)と言った切り口で、解説を進めていきます。


続いて、“「著作物」ではないもの”という点から具体例をあげていきます。そこから広がって、著作権とはどのような権利であるか訴求していきます。
他人の著作権(物)は使えるのか、利用に関する契約の話等、関連する話題にも踏み込んでいきます。

質疑応答では、作品そのものの取り扱い(cf:作品のプロダクトへの利用、著作物を描いた作品は?等)に関する質問が多く寄せられました。


(文責:三澤)

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