山を描く作家、千葉広和さんの個展が3月より仙台で開催されます。
SOUPでは、昨年の10月に千葉さんが所属する「きょうどう舎」さんを訪ね、千葉さんとお会いしました。
『働く広場』という雑誌の一コーナー「心のアート」で千葉さんを紹介させていただくための取材でした。
千葉さんの絵は、これまできょうどう舎のメンバーさんのグループ展などで拝見する機会がありましたが、その日は初めて描いているところを見せていただきました。
ひとマスひとマス細かく塗り分けて描かれた色の面、ゆっくりと時間が流れるような空や山の揺らぎが表現されている千葉さんの絵。ひとマス描くたびに色鉛筆をかえる所作や、描くときの手のふるえによって、このような繊細な表現が生まれていることを知りました。
山の麓にかかれる小さな小屋などからは、物語を想像させます。
過去に描いた作品も見せていただき、生まれ育った秋田県の山や、移り住んだ宮城県の山など、思い出とともにお話しいただいた姿がこころに残っています。
現在、きょうどう舎さんによって個展の準備が進められていますが、2026年2月18日、千葉さんがお亡くなりになられました。謹んで哀悼の意を表します。
個展は予定通り開催されます。千葉さんにとって初めての個展。ぜひ会場に足を運んでいただければ幸いです。
⛰️個展について
きょうどう舎さんのInstagramより案内文
作家・千葉広和の初個展『僕の好きな山』
山のある景色は僕の桃源郷です
やさしくて おだやかで
みえっぱりも 怒りんぼもいない
ぼくを幸せにしてくれるのが 山たちです
*
【かれの名を旧優生保護法をめぐる裁判の原告として知るものは 少なくないかもしれない。けれども、山を愛し、山と向き合いつづける絵描き・千葉広和の素顔を知るものはどれだけいるだろうか。生まれ育った秋田の駒ヶ岳、移り住んだ宮城の船形山、写真でしか知らない日本の名峰たち。そうした山々に日々語りかけ、励まされ、恋こがれた想いを色鉛筆に託して、山のある風景を親しい友人のように描き出す。】
展示に合わせてワークショップやお茶会も予定しております。
会期前・会期中も随時お知らせしていきます。
是非千葉広和の世界を味わいに来てください。
*
前期・後期に分け2会場でおこなわれます。
◯前期:3月5日(木)~9日 (月)
11~18時【最終日16時まで】
ギャラリーチフリグリ
〒983-0842 宮城県仙台市宮城野区五輪1−11−12
JR仙石線【宮城野原】駅1番出口
022-290-6302
※ワークショップ「千葉描法をやってみよう」
千葉広和独特の山の描き方体験しませんか?
参加費無料、会期中随時ご参加いただけます。
◯後期:4月23日(木)~5月11日(月)
11~18時【会期中4月28日(火)お休み】
book cafe 火星の庭
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30-1F
TEL/FAX022-716-5335
※お茶会「千葉さんの絵を楽しむお茶会」あり
詳しくは火星の庭のインスタグラムでお知らせします。
協力:「優生手術被害者とともに歩むみやぎの会」
展示・企画協力:「book cafe 火星の庭/ギャラリーチフリグリ」
企画・問い合わせ先:NPO法人生活支援きょうどう舎 しじゅうから at work
仙台市宮城野区東仙台2丁目18-60 1階
TEL:022-354-1302


⛰️千葉さんを紹介させていただいた雑誌『働く広場』2026年1月号は、デジタルブックが公開されています
表紙をめくって、次のページ「心のアート」に掲載されています。ぜひご覧ください。
2026年1月号デジタルブックはこちら
働く広場ホームページはこちら




