平成29年度 障害者芸術文化活動普及支援事業@宮城
NPO法人エイブル・アート・ジャパンは、平成26年から「障害者の芸術活動支援モデル事業」
として「まぜると世界が変わる」をコンセプトにSOUP(障害者芸術活動支援センター@宮城)の
活動を実施してきました。
そして今年度からは「障害者芸術文化活動普及支援事業」(厚生労働省補助事業)に採択をいただき、
障害のある人の芸術文化活動の更なる振興を目指すことを目的とし、新しいステージでの活動を
スタートしました。
事業の今後にご期待ください。
期間:2017年6月~2018年3月
実施場所:宮城県内各所
(1)障害者の芸術活動支援センター(愛称:SOUP)【継続】
【相談の窓口の設置】
障害のある人やその家族、支援者に対しての相談窓口を設置。関係機関の紹介やアドバイスも
行います。
【人材育成のための研修】
障害のある人の芸術活動支援に関する研修会、障害のある作家の著作権保護に関する研修会を
実施します。
関係者のネットワークづくり・調査・発掘、評価・発信宮城県内の福祉団体・芸術文化振興団体・
自治体などの関係機関とのネットワークづくりを拡大します。
【参加型展示会・公演の開催】
宮城県内では、障害のある人たちがいろいろな場所でいろいろな人といろいろな表現活動を
しています。いつもは個々それぞれに活動をしていますが、ときには力とアイディアをもちより
発表することを実践します。
学び、交流、社会的インパクトにつながるプログラムです。今年度はパフォーミングアーツの
ワークショップを通して参加型の舞台公演を実施します。
【鑑賞支援事業】
芸術文化の情報を不自由なく得る、参加する、表現する、鑑賞することができる仕組みを整えます。
【調査、発掘・評価発信事業】
年間を通じてアンケート調査を推進し、活動者を訪問ヒアリングし、多様な視点で障害のある人の
芸術文化活動を取り巻く現状を丁寧に観察するようにつとめます。
(2)SOUP芸術の学校 【新規】
障害のある人の生涯学習の場として「SOUP芸術の学校」を開催します。場所は、地域のなかに
ある文化施設、公民館、福祉施設などです。
障害のある人を対象とした体験のほか、障害の有無などをこえた協働の場であり、実験的な活動も
推進していきます。
■「障害者芸術文化活動普及支援事業@宮城」には以下の方たちが協力委員として参加しています。
(敬称略・50音順)
アイハラ ケンジ(東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科 准教授)
青木 ユカリ(せんだい・みやぎNPOセンター 常務理事)
伊藤 秀晴(仙台市健康福祉局障害者支援課 課長)
上林 佑(弁護士)
古山 周太郎(東北工業大学ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科 准教授)
齋 正弘(宮城県美術館元教育普及部 部長)
佐藤 謙一 (宮城県保健福祉部参事 兼障害福祉課 課長)
柴崎 由美子(特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン 代表理事)
関口 怜子(公益財団法人宮城県文化振興財団 理事)
中山 秀一(仙台市文化観光局文化振興課 課長)
日野 和典(宮城県環境生活部消費生活・文化課 課長)
松﨑 なつひ(宮城県美術館教育普及部 学芸員)
八巻 寿文(せんだい3.11メモリアル交流館 館長)
吉川 由美(有限会社ダ・ハ プランニング・ワーク代表取締役)