まぜると世界が変わる SOUP Sign x Open x Upset x Planet

障害者芸術活動支援センター@宮城

お知らせ

《 SHIRO Atelier&Studio2021 》報告レポート「みんなでつくるよ広場の人形劇!」第1回&第2回

2021.09.17    ワークショップ

2021年度仙台市文化プログラム

SHIRO Atelier&Studio2021


第1回「みんなでつくるよ広場の人形劇!」 報告


[ SHIRO Atelier&Studio2021 | 一覧ページ ]


【日時】2021年7月10日(土)14:00-17:00
【場所】青葉の風テラス
【参加者】参加者3名(付添者2名)、スタッフ3名
【ファシリテーター】工藤夏海さん(人形劇団ポンコレラ)、佐々木桂さん(造形作家)
【概要】
1.プログラムの説明
2.映像を見ながら動きを真似る
3.即興人形劇



今年最初の人形劇は、少人数ではありましたが、おなじみのメンバーが集まり、和やかな雰囲気で進みました。

20210907163916-ca4c941bff6d7fe1ea093276ea37b86efeb26c35.jpg

まずは人形が動く映像を見て、それから同じ動きを真似してみました。
真似から次第にいろいろな動きがでてきて、見ていた人が一緒に加わったり即興のダンスのように動きが変化していきます。
ある女の子は、持参したモコモコの人形を振りながらダンスをさせていたかと思えば、今度はラップの芯を人形に見立て、くるくると回していました。手に取れる物はなんでも人形になってしまうようです。
もう1人の女の子が、人形と一緒に壁に向かい「だ~る~ま~さんが~」と声を掛けると、他の参加者もすぐに駆け寄って、人形たちの「だるまさんがころんだ」が始まりました。
今年1回めのワークショップでしたが、昨年度のプログラムにも参加した方ばかりだったので、みなさん人形の操り方に慣れていて、自然と面白いアイデアが生まれていました。


最後に、2つのチームに分かれて即興人形劇の発表までできました。
Aチームは、占い師のような人形がひとり座っているシーンから始まります。
セリフは無く、静かな音楽に合わせて緩やかに集まってくる人形たち。大きな人形が紙吹雪を散らすと物語の中心にいた女の子は突然人形を置き、なぜか逃げるように立ち去ってしまいます。女の子を追いかける人形とその場に取り残される人形。人形が女の子に翻弄される様子が可笑しかったです。
Bチームの主役は魔法使いの女の子。可愛らしいお話かと思いきや、魔法使いの女の子と人形のバトルものでビックリ。テンポの良い掛け合いの後、女の子の魔法に倒れる人形。
それだけでは終わらず、登場人物が増えて行き複雑になる人形関係。最後はサスペンスでした。
舞台のリーダーは子ども達。大人はつい、物語にうまいオチをつけようと考えてしまいますが子どもの作るお話は湧き出る泉のようで、その瞬間のひとつひとつが面白いなと感じました。

私は、昨年度、娘の付き添いとして参加していたのですが、今年からスタッフとして関わることとなり、改めて人形劇の奥深さを感じています。
今年の人形劇も、多様な感性と表現が集まることで、互いに影響し合いながら誰も見たことのない人形劇ができそうで、今からとても楽しみです。


レポート:伊藤いづみ(SOUPスタッフ)






第2回「みんなでつくるよ広場の人形劇!」 報告




【日時】2021年8月8日(日)14:00-17:00
【場所】青葉の風テラス
【参加者】参加者9名(付添者8名)、ケアワーカー2名、スタッフ2名
【ファシリテーター】工藤夏海さん(人形劇団ポンコレラ)、佐々木桂さん(造形作家)
【概要】
「大きな人形をつくろう」
1.プログラムの説明
2.人形をつくる
3.つくった人形の発表
4.作った人形と一緒に大行進♪



まずは、ファシリテーターの工藤夏海さん、佐々木桂さんが作った人形を動かしてみました。

20210907165037-2049c239c0cac04b0c32093a6234c82f9c654546.jpg
20210907165320-13d56f6e3f16b3ed5352c932f035489f2969f616.jpg

不思議な存在感を放つ大きな人形や、棒を動かすと羽ばたく鳥。
人形の顔の部分を手で持ち、頭から布を被って獅子舞のように歩いてみる。
これまでの人形劇では、テーブル上を舞台にするくらいの大きさの人形を使うことが多かったので、自分より大きな人形や全身を使って操る人形に、驚きつつも新鮮で、説明の時間からワクワクしました。

20210907165420-59e81f41b04ffb50605793238be1231c778f3473.png

どんな人形をつくりたいか質問すると、
「すごいものつくる!」
「大きな人!」
「ヒラヒラをたくさんつけたい」
「アイドルをつくりたいの」
「リュウグウノツカイみたいにキレイなイメージです」
と、早い段階でおおよそのイメージをもって作り始めた方が多かったようで、制作が始まるとあまり迷うことなく集中して手を進めていました。

20210907165449-6a9229afe82d53a31cc4701565ea9da9710e6a51.jpg

今回は、見本の人形を見て触ることで、どんな人形を作りたいかイメージしやすかったり、構造を知ることで作業がスムーズに進んだのかもしれません。
ただ見本を真似るのではなく、材料を吟味し工夫を重ねて、出来上がった人形にはオリジナルの要素がたっぷりプラスされていました。

20210907165514-c358a7fefd94d3afc82d36bf46b270c69396c857.png
20210907165538-3f76b6b2252ef2f11b0446ec9acd638568249c84.jpg
20210907165652-81dfa07155f91becdbf5fb0aec1e5dbf621186ad.png


発表の時間はファッションショーのように華やかで、名前や性格、人形同士の関係性、必殺技!など、それぞれの人形が物語をもっていました。
人形を作っている時から、すでに人形劇は始まっているようです。

20210907165726-fe725b1b9a075c14656da06a954b5fd37cd72e87.png

子ども達の制作の様子を見ていると、人形がどう動くのか仕組みに興味を持つ子もいれば、とにかく装飾にこだわりたい子、羽や毛糸など材料の感触を楽しむ子、自分自身が人形の一部となり全身で表現する子と様々で、その姿はどの子も自然でのびのびとしていて、創作活動が自分と対話する時間になっているのかなと感じました。

20210907165753-91354557c38cf1fe9275a4f4251adbd26f048041.jpg

最後は、作った人形を動かしながら会場内をパレードのように歩きました。
色とりどりの人形たちが、音楽に合わせてコミカルに動いたり、ふわりふわりと踊る様子は、おとぎ話のワンシーンのようでした。

次回から会場が変わり、日立システムズホールで開催となります。
なんだか人形たちがお出かけするみたいで、どんな変化生まれるか楽しみです。



レポート:伊藤いづみ(SOUPスタッフ)



お知らせ一覧にもどる