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障害者芸術活動支援センター@宮城

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《 SHIRO Atelier&Studio 》「アトリエつくるて」②[報告レポート]

2020.09.11    報告

《SHIRO Atelier&Studio》アトリエつくるて②報告レポート

[日時]2020年9月6日(日) 14:00~17:00(16:00以降は茶話会)
[会場] 青葉の風テラス
[ファシリテーター] 佐竹真紀子さん(美術作家、一般社団法人NOOK)、しょうじこずえさん(アーティスト)

今年度のアトリエつくるて、第1回はオンラインでの開催でしたが、第2回は集まって開催することができました。
サポートスタッフの櫻井香澄さんのレポートをご紹介します。

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今回、アシスタントとして参加させていただいた櫻井です。
第2回目の「アトリエつくるて」の様子を振り返ります。

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今回の開催場所は青葉の風テラスです。豊かな緑が広がる開放的な空間で、みなさん伸び伸びと創作している様子が伺えました。コロナ禍の中で、1つの場に集まって「アトリエつくるて」を開催するのは初めてのことです。久しぶりに顔を合わせて安心したような、和やかな雰囲気がアトリエに満ちていました。

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挨拶の後、「つくる時間」に入ると参加者のみなさんの表情が引き締まり、集中して創作に取りかかります。まる、ちょんちょん、まる、ちょんちょん。初めての水彩絵の具をのびのびと使いこなす女の子。一つひとつマーカーで繊細な点を打っていく男性。じっくりと題材を選ぶ人、黙々と書き進めていく人、遊びながら作る子どもたち…。思い思いに作品を作りながらも会話が生まれ、お互いの作品に影響を与えている様子が見受けられました。普段は立場の違う出会わなかったかもしれない人たちが、自然に馴染んでそれぞれのテーブルの空気感を作り出していました。
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「作品を見る時間」では、完成した作品を見ながらファシリテーターの方が中心となって、作品への思いを引き出していきます。描いているうちに自分を投映していた、会話から新しいアイデアを得た、などの作者の声に参加者のみなさんはじっと耳を傾けていました。
そんな静けさの中で突然クイズが始まったり、大きな作品をのぞき込んだり、ささやかなふれあいが交わされていました。会話には呼吸の間、視線、距離感など、オンラインでは感じ取れない文脈があったような気がします。画面越しだと、どうしても一対一のやり取りから広げることが難しくなってしまいます。初めて会った人の感性の機微に触れ、想像を膨らませるという体験が久々で、なんだか新鮮味を帯びていました。

まだまだ気が抜ける状況ではありませんが、今回のアトリエで集まって描くことに大きな意味があると感じさせられました。集まることを続けることで、今はかけがえのないもののように思えるアトリエでの時間も、きっとまたあたりまえと言えるようになります。
今回の「アトリエつくるて」が、そんな日常を取り戻す1ページになっていればと願っています。

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