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障害者芸術活動支援センター@宮城

お知らせ

《 SHIRO Atelier&Studio 》スタジオ編・プログラムA[報告レポート]

2019.02.08    報告

仙台市の文化施設を活用した定期的なスタジオ事業を開催しています。
ダンスをしてみたいな、演劇の活動にふれてみたいな、関心をもつ仲間と出会う機会がほしいな、障害のある人との表現活動に参加してみたいな、など障害のあるなしに関わらず、どなたでも参加できるプログラムです。

12月1日に、第1回が開催されました。レポートをご覧ください。
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スタジオ活動第1回
『あなたとふれてたしかめる』

12月1日、第1回目のスタジオが、せんだい演劇工房10-BOXで開催されました。
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俳優の小濱昭博さんの呼びかけで、まずは輪になって、準備体操や肩たたきなどからだをほぐすところからスタートしました。参加者の方々は互いにふれあいながら、少しずつ緊張をほぐしていました。

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その後は「便所爆破」というゲームに挑戦しました。かけ声に沿って3人一組のグループを作る、イス取りゲームのような内容でした。大人も子どもも笑顔になり、走り回ってグループを探します。声をかける、アイコンタクトを取るなど、様々な形のコミュニケーションを取りながら、距離感をぐっと縮められるゲームでした。

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一旦休憩を挟んで、公園に行きました。公園では、一人が目をつぶり、もう一人が案内役にになって、視覚を閉ざした状態で公園を散歩しました。ただ歩くだけではなく、段差を乗り越え、葉っぱに触れ、周りの音を敏感に聞き取ります。参加者の方は、15分間、目をつぶって活動を続けることで、様々な感覚を開いていった様子でした。
参加者の方からは、「風の感覚、触覚により眼のみえない人の感覚、日ごろ感じていないことを感じられた」「風で葉っぱが流されている感じ、みたいけどみられないもどかしさがあった」といった感想がありました。

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その後はもう一度室内に戻り、会場の端っこから、反対側に立っている相手に名前を呼びかけるというワークを行いました。相手に届くような声のかけ方はどのようなものか、呼ばれた方はどのように感じるか、ということを考えられる活動になったようでした。「普段、はっきりと名前を呼ばれることは意外と少ないので、久々に名前を呼ばれてドキドキした」という感想の参加者の方もいました。
最後に、名前を呼ばれる方は目をつぶり、自分を呼んでくれるペアの方向に歩いていく、というワークにも挑戦しました。最後のペアが辿りついた時には、自然と拍手が起こりました。

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小濱さんを案内役に、様々な活動に挑戦した参加者の方は、普段とは違う感覚、普段とは違う人と人の関係性を感じられたようでした。感想をシェアする中で、小濱さんからも「ことばにできるとしても、からだに残った感覚を大切にして欲しい」というメッセージがありました。

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