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障害者芸術活動支援センター@宮城

お知らせ

報告【SOUPの研修2018】芸術文化活動の支援方法に関する研修(県南地域)

2018.10.26    報告

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2018年10月25日(木)「芸術文化活動の支援方法に関する研修(県南地域)」が行われました。

午前中のプログラムAでは、NPO法人ポラリスの運営する「こう・ふくアトリエ」でメンバーの創作の様子を見学しました。
刺繍班、絵画班のそれぞれの活動を見学しながら、アートスタッフの刈田さんから、メンバーが主体的に活動に取り組めむための関わり方や、画材・備品の用意の仕方のコツを教わりました。
「道具は見やすいように透明の収納で整理する」「絵具が面倒と思う人のためにペンを用意する」「削る必要がないクーピーを使用する」など、スタッフに頼まなくても、メンバーが自分で活動を進められるような工夫をたくさんご紹介いただきました。

お昼のプログラムBでは、工房地球村の施設長・小泉さんによる山元町のカルチュラル・ツアーが行われました。
地球村が震災後に立ち上げたカフェをご案内いただき、近隣の仮設住宅に住まわれる方のコミュニティカフェとして地域の中で機能したことや、中間支援組織やデザイナーとの協働で作り上げた経緯について話していただきました。
その際に、メンバーが描いた作品が日々のカフェを彩ったこと、また作品を用いて展開された商品ブランドがメンバーの収入を支えたことなどが紹介されました。
また、震災遺構として保存の準備が進められている旧中浜小学校を中心に、いまも復興に取り組んでいる山元町内を車で移動しながら、震災前後のエピソードを交えてご案内いただきました。

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午後からのプログラムCはつばめの杜ひだまりホールに会場を移し、NPO法人ポラリスのメンバーお二人と、代表理事田口さん、アートスタッフ刈田さんによるトークが繰り広げられました。
メンバーのお二人からは、刈田さんのインタビューに応える形で、アート活動を始めた当初から最近まで作品の変遷、心境の変化などを語っていただきました。代表理事の田口さんは、こうして人前で自分の作品を紹介できること自体も、創作活動を通して自信がついたからだと言います。
また、田口さんから、NPO法人ポラリスの立ち上げから今日まで、どのような活動に取り組み、地域に貢献してきたかというプロセスをご紹介いただきました。メンバーが地域社会の中で、住民の方と交流しながら役割を果たしている、そのためにアート活動は、重要な意味を担っている、というお話をいただきました。

参加者の方からは「全てが新鮮でした」「創作活動を通して認められることが、とても大事だと思いました」というご感想を頂きました。
創作活動に取り組むメンバーの生の声をたっぷり伺うことができ、有意義な1日になったのではないでしょうか。

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