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障害者芸術活動支援センター@宮城

お知らせ

【SHIRO Lab.2018中間報告】48時間デザインマラソン 東北楽天ゴールデンイーグルス編

2018.11.07    報告

<活動報告・中間>
SHIRO Lab. ともにつくる実験場
48時間デザインマラソン
東北楽天ゴールデンイーグルス編
平成 30 年度クリエイターのための異分野協働機会創出支援事業
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©️奏


SHIRO Lab.は仙台市域に暮らす障害のある人と地元クリエイターが、一緒に商品開発を行うプロジェクト。
その成果を障害のある人たちの経済的自立につなげることを目的としています。
3回目の今年は楽天生命パーク宮城を舞台に「東北楽天ゴールデンイーグルスの応援グッズ」づくりに取り組みました。
8月21日[火],8月24日[金],8月25日[土]の3日間に渡り、障害のある人、福祉事業所、地元デザイナー総勢35人が協力してデザインのゴールを目指す「48時間デザインマラソン」を開催。
今年も多彩なアイデアが生まれた様子をおおくりする事業の中間活動報告です。

■SHIRO Lab.とは
NPO法人エイブル・アート・ジャパンは、2012年度より国内のNPOと 協働で、「Good Job!プロジェクト」を推進しています。これは、障害のある人の表現を生かした魅力的なプロダクトや、伝統産業・地場
産業と福祉事業所の協働によるプロジェクトなどを紹介するもので、 これまで全国13カ所で仕事が生まれる場づくりを行ってきました。2011年からの「Good Job!東北プロジェクト」では、おもに宮城県内の福祉事業所の商品のデザイン力アップや ブランディングを支援。SHIRO Lab.はその中でも
仙台市におけるスピンオフ・プロジェクトです。

■ SHIRO Lab.名前の由来と思い
仙台の商店街で商売繁盛の福の神として知られる「仙臺四郎」。江戸末期から明治初期に実在した人物で、
知的障害を持ちながらも大変な人気者でした。障害のある人も当たり前に「町の中の一人」として暮らして
いくために「現代の仙臺四郎よ、来たれ!」という思いで名前を拝借しました。
事業を通して目指すものはおもに次の3つです。
(1)アートやデザインの力で、障害ある人の可能性の幅を広げ、「生きがい」「働きがい」のある新しい仕事をつくり、工賃アップを目指す。
(2)障害のある人のアートを産業と結びつけることでコミュニティに新しい仕事を創出する。
(3)地元のクリエイターの人材育成にも取り組みながら、企業などの福祉以外の分野と協働し、仙台市からモデル事業を作りだす。

■参加者の募集について
定員30人、仙台市在住/在学/在勤の方を優先としました。
A.障害のある人で絵や文字を描くこと、表現することが好きな人、野球が好きな人など。
B.障害のある人と生産活動を行っている福祉事業所 障害のある人と職員との2~5人のグループ。
C.障害のある人や福祉事業所との商品開発に関心がある、または実績があるデザイナー

昨年度の事業の際に出来た、デザイナー・企業・学生等のネットワークや、福祉事業所を中心に募集を開始。
応募動機などのエントリーシートのほか、簡単に取り組みをまとめたプレゼンテーションシートを提出していただきました。
書類審査はファシリテーター、NPO法人エイブル・アート・ジャパンのほか、仙台市経済局産業政策部地域産業支援課が担当しました。

■「48時間デザインマラソン」
 今年も引き続き、地域に密着したファンづくり、スポーツでの地域活性化に貢献する東北楽天ゴールデンイーグルスとのコラボです。
今回の参加者は35人(個人3名、福祉事業所4団体、デザイナー9名)。昨年に続き参加してくれた福祉事業所の方たちも多数。
事前にエントリーシートをもとにファシリテーターと事務局でアーティスト(障害のある人または福祉事業所)とデザイナーの組み合わせを6チームつくり、チームごとに交流を深めながらアイデアの完成を目指しました。
ファシリテーターは昨年に引き続き、グラフィックデザイナーで東京大学先端研特任助教のライラ・カセムさん。商品づくりへのアドバイスをいただきました。

また、今回は参加者の様子をアーティストの視点から記録するインターンとして、海保幸恵さん、白出徹さんが参加しました。客観的な視点から、制作の様子を絵におこしていきます。

■東北楽天イーグルスを体験
初日(8月21日[火])は、楽天生命パークにて試合観戦。チーム顔合わせの後、観覧車のあるグリコパークをはじめとして、球場の雰囲気を楽しみながら、それぞれ気になったモノやコトをスケッチしたり写真に撮ったりしました。参加者の中には熱烈な楽天ファンもおり、応援も盛り上がりました。
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楽天ファンの佐藤真奈美さん
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試合を観戦しながら、どんどん創作を進めていきます。
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試合以外の風景もチェックしています。
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■チームで協力してゴールを目指す「48時間デザインマラソン」
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©️TORU


1日目(8月24日) 10:00~16:00
これから2日間掛け、会場の楽天生命パーク宮城・イーグルスネストで集中的にデザイン制作に取り組みます。
まずはライラさんが全国各地の障害者施設で取り組んできた活動事例や、昨年度のコラボ商品を紹介。
今回の商品づくりのオリエンテーションとして、応援グッズだけでなく、生活に身近で実用性のあるもの、球団にとっても新鮮で多様性のある球団イメージを表現できるものなど目指すことを説明しました。
今年の商品づくりのテーマは「Beyond the Stadium」。球場そのものだけではない、より包括性のある課題が発表されました。
また、今回はシリーズとして「トートバッグ」「タオル」「キーホルダー」の3つの商品に加え、青天井のオリジナル商品のアイデアの提出が課されました。午後には、パーク内の散策や観覧車を体験しました。
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その後チームに分かれ、作品を見せ合いながらディスカッション。商品の名前のもとになるキーワードを探るなど、ライラさんからのアドバイスをもらいながら、作業は和気あいあいとした雰囲気で行われました。

こまくさ苑×スカイスター
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本多遼・本多菜緒×渡邉竜也
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佐藤真奈美×渡辺徹
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多夢多夢舎×本多幸代
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松本隆志・佐々木英明・國分悠太/はまゆう×遠藤美咲・赤間晃治・袖村侑貴/泰光住建(株)
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アート・インクルージョンファクトリー×三澤一弥
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2日目(8月25日) 10:00~16:00
引き続き、同会場でデザイン制作。
参加者たちはライラさんからアドバイスをもらいながら、さらに絵を描きすすめたり議論を重ねたりして真剣にアイデアを詰めていきました。
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最後に会場にみんなの絵を展示し、アイデアをプレゼン。6つのチームがそれぞれ多彩なテーマで商品アイデアを発表しました。アーティストの特性を生かすだけでなく、
野球観戦初心者や女性などの消費者目線に立ったものや複数の商品に展開できるものなど、ワクワクするような商品アイデアが披露されました。

東北楽天ゴールデンイ―グルスとのコラボ商品は、この後、選考を経て3点を採択。
具体的な商品化に入ります。
採択するアイデアの審査基準は
「協働性」 障害のある人とともにつくるという視点や着想がある
「解釈」地域やテーマに応じた取り組みとなっている
「経済性」商品化できる可能性がある
「影響力」情報発信に積極的で、人に影響を与える可能性がある
「デザイン」造形的に美しく、機能性も考慮されている
審査員:
株式会社楽天野球団
ライラ・カセム(ファシリテータ)
主催者(仙台市経済局産業政策部地域産業支援課、NPO法人エイブル・アート・ジャパン)

参加者のみなさま、ご協力いただきましたみなさま、試合観戦も合わせて3日間、本当にお疲れ様でした!
ありがとうございました。
楽天野球団のみなさま、たくさんのご厚意をありがとうございました!
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各チーム商品化に向けて、デザインをブラッシュアップしていきます。
11月中に、東北楽天ゴールデンイーグルスのオンラインショップや店舗での販売を予定しています。
続報をお待ちください!!

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