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障害者芸術活動支援センター@宮城

お知らせ

【SOUP報告2】表現するこころ・からだを育てる ダンスと音楽編@仙台/栗原

2017.04.28    報告

人材育成研修
表現するこころ・からだを育てる
ダンスと音楽編@仙台/栗原

仙台会場:2016年10月12日(水)/日立システムズホール仙台 練習室1
栗原会場:2016年10月19日(水)/風の沢ミュージアム
対象者:障害のある人、家族、福祉施設スタッフ、
教育関係者、アーティスト、学生 など
ファシリテーター:里見まり子(即興舞踊家/宮城教育大学特任教授)、
山路智恵子(即興音楽家)

取り組みのねらい
SOUPは2014年から人材育成事業として、体験に重きを おいたワークショップ型研修を
くり返し実施してきました。障害のある人の表現を引き出し、可能性を広げるには、
関わる人たちのうけ取り方や見方、視点を柔軟にする必要があると考えています。
そういった感覚を養うため、五感を使って感じたことを吸収し、それをアウトプットする
表現の場づくりを行うことを目的としました

実施内容
仙台会場:日立システムズホール仙台、台原森林公園を会場に開催しました。
最初に室内で音に耳を澄まし、仲間を感じて身体を動かしたり、大きい声で叫んでみる
などのアイス ブレイクを行いました。その後、まわりのものや人と関わり音を出しながら
台原森林公園に移動。トイレットペーパーを使い風を感じ、列をなして行進のように歩いたり、
銅像や階段 に触れながら身体を動かしました。最後に、森の中で円になり新聞や葉っぱ、
楽器などを使い、即興で音のリレーを行い ました。
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栗原会場:風の沢ミュージアムの古民家の縁側や里山を会 場に開催しました。
まずはトイレットペーパーを使い風を感じたり、目を閉じてどんな音がきこえたか共有。
その後、円になり土鈴や声を使った音のリレーを行いました。
まわりと関わりながら竹や土鈴や楽器で音を出して里山を歩いたあと、
連なりながら寝転んだり、参加者同士背中合わせになって、互いの動きを感じたりしました。
参加しての感想を、一人ずつ音や動きで発表して終了となりました。
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成果
この研修に参加した人からは、「自然にリズムや流れが生まれることがわかり、
私自身その一部になれたことがうれしかったです」「普段は笑顔が少ないみんなが
笑顔になっていました」との声が。支援者も一緒に体験することで、心や身体をほぐし、
障害のある人の可能性を制限せずにひきだすことの必要性を実感として
理解してもらうよう試みました。
こうして五感を使いまわりと対話すること、感じることを 大切に、豊かな表現を
生むことにつながりました。 障害のある人の表現の可能性は広がっていても、
障害のある人に寄りそい、ひきだす支援者が見方や価値観を制限してしまうと、
その可能性はまた狭まってしまいます。そのため には障害のある人とともに、
支援者も心も身体もほぐし、まわりと対話すること、感じることが大切です。
それが障害の ある人との可能性を広げ、豊かな表現を生むことにもつながります。

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